トランザクションの賦払の更新に関するガイドライン

トランザクションの賦払を更新するには、「トランザクションのレビュー」ページの「賦払のレビュー」ウィンドウを使用します。

賦払に対して次の更新を実行できます。

  • 賦払の支払期日の更新

  • 賦払の未払部分の更新

  • 賦払の追加または削除

ノート: 繰越残高請求支払条件によってトランザクションの賦払を更新することはできません。

賦払の更新の設定

賦払の更新を設定するには、次の2つのタスクを実行します。

  • 「売掛管理プロファイル・オプションの管理」ページで「AR: 支払期日プロファイル・オプションの更新」を「はい」に設定します。

    このプロファイル・オプションを「はい」に設定すると、「賦払のレビュー」ウィンドウの「支払期日」列と「当初金額」列に編集可能フィールドが表示されます。

  • 売掛/未収金システム・オプションの作成または編集ページにある「請求および収益」タブの「トランザクション」セクションで、適用可能なビジネス・ユニットの「印刷済トランザクションの変更の許可」オプションを使用可能にします。

    トランザクション後の賦払の更新を印刷してレビュー用に顧客に送付できるようにするには、ベスト・プラクティスとしてこのオプションを使用可能にします。ただし、必須ではありません。

賦払の支払期日の更新

未回収残高がある1件以上の賦払の支払期日を更新するには、該当する「支払期日」フィールドを使用します。

賦払の支払期日を更新すると、新しい支払期日に基づいて賦払の遅延日数と期限日数が再計算されます。

賦払の未払部分の更新

未回収残高がある賦払を更新するには、該当する「当初金額」フィールドを使用します。賦払に対してクレジットまたは修正が適用される場合、クレジットまたは修正の適用後に残高を更新できます。

賦払で更新する金額は、賦払に適用済の金額より多くする必要があります。たとえば、賦払の当初金額が$50であり、顧客が$20支払った場合、行の金額は$20以上で更新できます。

賦払金額を下方修正する場合、その修正金額が賦払の未払部分を上回ることはできません。

賦払の追加と削除

トランザクションで賦払に対して必要なすべての変更を反映するために、賦払を追加または削除できます。

賦払を追加するには:

  1. 「賦払のレビュー」ウィンドウで、プラス(+)アイコンをクリックします。

  2. 新しい賦払が表示され、新しい連番が付けられています。

  3. 新しい賦払の支払期日と当初金額を入力します。

賦払を削除するには:

  1. 「賦払のレビュー」ウィンドウで、該当する賦払を選択します。

  2. 削除(x)アイコンをクリックして賦払を削除します。

  3. 「保存してクローズ」ボタンをクリックすると、他の賦払の連番がリセットされます。

ノート: 削除可能な賦払は、それに対する支払のない賦払です。初回賦払、あるいは支払、クレジット、修正が行われている賦払および係争中の賦払は削除できません。

更新後のすべての賦払金額の合計は、トランザクションで入力された金額と等しくなっている必要があります。賦払が更新されると、延滞手数料または違約金が再計算されます。