文書会計分類
文書会計分類は、税金決定および税金レポート・プロセスでトランザクションに関連付けられた文書が必要な場合に使用します。文書分類はトランザクション・ヘッダーに関連付けられるため、トランザクションのすべてのトランザクション明細に適用されます。
文書会計分類によって、最大5つのレベルの階層を構成できます。文書会計分類コードを定義するときは、「国」フィールドを使用して、文書会計分類が使用される課税国を指定します。
トランザクション時に、課税国によって、トランザクション明細の文書会計分類のリストが、同じ国または国が空白に設定されている文書会計分類に制限されます。文書会計分類を設定するときは、「国」フィールドを空白のままにするか、または追加する親レベルのレコードに定義されているのと同じ国を使用します。
ヒント: 文書会計分類の設定時に異なるレベルを使用すると、可能な最上位レベルで必要なすべての税務処理基準が定義されます。これによって、税務処理基準の必要数を最小限にできます。
税務処理基準での文書会計分類
「文書会計分類」税金決定要素によって、文書会計分類を税務処理基準で使用できます。決定要素区分、区分クオリファイアおよび決定要素の組合せは、これらの決定要素を表します。
文書を決定要素区分として、使用するトランザクション・ビジネス・カテゴリのレベル(レベル1、レベル2、レベル3、レベル4またはレベル5)を区分クオリファイアとして、文書会計分類を決定要素として使用します。
条件セットに対して入力する値は、区分クオリファイアに定義された特別なレベルに設定された文書会計分類、および同じ国、または国が空白になっている文書会計分類のコードまたは名前です。
トランザクション時の文書会計分類
トランザクション時にトランザクションに文書会計分類を入力して、税金決定および税金レポートの目的でトランザクションを分類します。
文書会計分類は税金レポート元帳に格納され、レポートで使用できます。