源泉徴収税の構成所有者税金オプションの設定方法

構成所有者およびアプリケーション・イベント区分の組合せに対して構成所有者源泉徴収税金オプションを設定します。構成所有者税金オプションを使用すると、特定のアプリケーション・イベント区分に属するトランザクションのデフォルト源泉徴収税オプションを、構成所有者が更新できます。

買掛/未払金トランザクション時に、源泉徴収税決定プロセスで、構成所有者およびアプリケーション・イベント区分の源泉徴収税オプションの設定が考慮されます。

イベント区分処理オプションの定義

次の表では、次のアプリケーションおよびイベント区分に対して、構成所有者源泉徴収税オプション・レベルで使用可能な処理オプションについて説明します。

  • 買掛/未払金: 標準請求書

  • 買掛/未払金: 前払金請求書

特定の有効期間に対して源泉徴収税オプションを使用可能にします。

オプション

説明

イベント区分

クレジット・メモやデビット・メモまたは前払金請求書などの標準請求書に源泉徴収税を充当します。

源泉徴収の充当

税務当局によってサプライヤから税金を源泉徴収することが会社に求められている場合に、源泉徴収を充当します。

トランザクション税金の処理

トランザクション税金明細の源泉徴収税の計算を許可します。

手動源泉徴収の許可

請求書の手動源泉徴収税明細を作成および修正できます。

制度決定セット

税金決定プロセスで、次を使用するかどうかを管理します。

  • 値がWHTSTCCの標準税分類コードを使用する、移行済11iのアプローチ

  • WHTTAXREGIMEの事前定義済ルールを使用して適用可能な税制を決定する、全体制度決定

計算ポイント

源泉徴収税が充当される時点を指定します。

オプションは、「両方」「請求書」または「支払」です。

「両方」は、WHTTAXREGIME制度決定セットでのみ使用できます。

税金請求書作成ポイント

税務当局請求書が自動生成される時点を指定します。請求書を自動生成しない場合は、「空白」を選択します。

これらのオプションは、「源泉徴収計算ポイント」フィールドの値に依存します。

  • 計算ポイントが「両方」の場合、税金請求書作成ポイントとして「空白」「支払」または「両方」を選択できます。

  • 計算ポイントが「請求書」の場合、税金請求書作成ポイントとして「空白」「請求書」または「支払」を選択できます。

  • 計算ポイントが「支払」の場合、税金請求書作成ポイントとして「空白」または「支払」を選択できます。

割引を含む

計算ポイントが「支払」の場合に、割引の控除が課税標準に適用されるかどうかを決定します。

次のいずれかを選択します。

  • 「いいえ」を選択すると、課税標準から常に割引額が除外されます。

  • 「はい」を選択すると、割引額が常に課税標準に含められます。

  • 「空白」を選択すると、課税標準算式定義に基づいて割引の控除が適用されます。

端数処理レベル

請求書1件につき源泉徴収率ごとに1回計算済税額に端数処理を適用するか、請求書明細ごとに源泉徴収税額に端数処理を適用します。

税金決定日

適用可能な源泉徴収税率およびルールの決定に使用する日付を指定します。

「会計日」がデフォルト値ですが、必要に応じて「請求書日付」に変更できます。

ノート: デフォルトでは、このオプションは非表示です。「表示」メニューを使用して列を表示できます。