製品カテゴリ会計分類

製品カテゴリ会計分類を使用して、税金決定および税金レポートの目的で品目を分類します。Oracle Fusion Inventoryが使用できない場合に製品カテゴリ会計分類を使用します。ただし、Inventoryがインストールされている場合、製品カテゴリ会計分類は製品会計分類とともに使用できます。

製品カテゴリ会計分類では、Oracle Fusion Tax設定内の分類機能を使用して、使用する分類が直接定義されます。この機能によって、最大5つのレベルの階層を構成して、標準階層機能を使用できます。また、分類コードを特定の国に関連付けることも可能です。

ノート: 分類コードが複数の国に適用可能な場合、その分類コードの国を空白のままにします。

税務処理基準での製品カテゴリ会計分類

「製品カテゴリ会計分類」税金決定要素によって、製品カテゴリ会計分類を税務処理基準で使用できます。決定要素区分、区分クオリファイアおよび決定要素の組合せは、これらの決定要素を表します。

「非在庫リンクの製品」を決定要素区分として、税務処理基準に定義されるレベルを区分クオリファイアとして、製品カテゴリを決定要素として使用します。

作成した各会計分類コードに対して、会計分類コードに関連付けられた税金レポート・コードを関連付けることができます。これによって、レポート・コードが関連付けられた製品カテゴリ会計分類コードを使用するトランザクション明細についてレポートできます。複数のレポート・コードを1つの製品カテゴリ会計分類コードに関連付けることができるため、複数のレポート要件をモデル化できます。

ヒント: キー要素に対するレポートよりも、トランザクションのキー要素に関連するレポート・コードを優先して使用します。この間接レポートによって、同じレポート・コードが複数の製品カテゴリ会計分類コードに関連付けられている場合に結果をグループ化できます。また、継続的な保守を最小限にするためにも役立ちます。

トランザクション時の製品カテゴリ会計分類

製品カテゴリ会計分類には、関連する国のデフォルトに設定されたデフォルトが1つあり、トランザクション明細にデフォルトとして表示されます。ただし、トランザクション時に、トランザクション明細に適用可能な代替の製品カテゴリ会計分類コードを入力できます。

この製品カテゴリは税金レポート元帳に格納され、レポートで使用できます。