税金登録および控除対象外税金登録での売掛/未収金活動に対する税金設定オプションの仮受税金のレポートの例

次のシナリオは、控除対象外税での修正について、税金登録と控除対象外税金登録でレポート方法がどのように異なるかを示しています。

売掛/未収金請求書

次の表は、それぞれ税率が異なる2つのトランザクション明細を持つ、Oracle Fusion Receivables請求書用の会計仕訳を示しています。

勘定科目

借方金額

貸方金額

説明

売掛/未収金

1140.00

収益

600.00

税金

60.00

税率10%

収益

400.00

税金

80.00

税率20%

修正

請求書に対して-100.00ドルの修正が行われ、売掛/未収金が1040.00ドルに減ります。この修正では、売掛/未収金活動が次のように設定されていると仮定します。

売掛/未収金活動のオプション

設定

GL勘定科目のソース

請求書の収益

税率コードのソース

請求書

控除対象

はい

次の表は、この修正の結果として作成された会計仕訳を示しています。

勘定科目

借方金額

貸方金額

説明

収益

52.63

税率10%の収益

収益

35.09

税率20%の収益

税金

5.26

税率10%

税金

7.02

税率20%

売掛/未収金

100.00

この請求書に対して、-200.00ドルの2番目の修正が行われました。この修正では、売掛/未収金活動が次のように設定されていると仮定します。

売掛/未収金活動のオプション

設定

GL勘定科目のソース

請求書の収益

税率コードのソース

請求書

控除対象

いいえ

次の表は、この修正の結果として作成された会計仕訳を示しています。

勘定科目

借方金額

貸方金額

説明

収益

105.26

税率10%の収益

収益

70.18

税率20%の収益

控除対象外税

10.52

税率10%

控除対象外税

14.04

税率20%

売掛/未収金

200.00

税金登録

10パーセントの税金について、税金登録では次のように示されます。

トランザクション番号

トランザクション区分

課税対象額

税額

Inv-Test2

請求書

600.00

60.00

Adj-1

修正

-52.63

-5.26

20パーセントの税金について、税金登録では次のように示されます。

トランザクション番号

トランザクション区分

課税対象額

税額

Inv-Test2

請求書

400.00

80.00

Adj-1

修正

-35.09

-7.02

両方の品目明細と、「控除対象」が「はい」に設定されたときに記録された修正が、税金登録にレポートされます。

控除対象外税金登録

10パーセントの税金について、控除対象外税金登録では次のように示されます。

トランザクション番号

トランザクション区分

課税対象額

税額

Adj-2

修正

-105.26

-10.52

20パーセントの税金について、控除対象外税金登録では次のように示されます。

トランザクション番号

トランザクション区分

課税対象額

税額

Adj-2

修正

-70.18

-14.04

「控除対象」が「いいえ」に設定されたときに記録された修正のみが、控除対象外税金登録にレポートされます。