支出項目修正ステータス

支出項目修正をレビューし、処理のために発行すると、Oracle Fusion Project Costingによって、指定した原価計算および請求の修正について支出項目が処理されます。アプリケーションでは、支出項目の修正履歴で修正アクティビティがトラッキングされます。

修正ステータスをレビューし、それに応じて支出項目を処理できます。

支出項目修正ステータス

次の表は、修正処理中に生じる可能性のある、支出項目の修正ステータスを示しています。

結果として生じる修正ステータス

摘要

実行できるタスク

承認保留中

修正が発行され、承認のために待ち状態にされています。

このステータスの修正を取り消すことはできません。承認後、ステータスは完了済に変わります。

保留中

修正が処理のために発行されています。

修正を取り消せます。

失敗

検証エラーのために、修正は処理の対象として選択されていません。失敗の理由が示されます。

このステータスの修正を再発行または取り消すことはできません。プロジェクト・ステータスがクローズ済であるか、または純額ゼロの支出項目に対する修正が許可されていないなどの基本的な修正の検証によって、トランザクションが失敗しています。

クローズした契約に対して修正を実行できるため、請求修正はクローズ済ステータスのプロジェクトに対しては検証されません。

棄却済

処理エラー、トランザクション管理検証エラーまたは原価計算エラーのために、「コストのインポート」プロセスによって、修正の処理が棄却されています。

エラーの詳細をレビューし、問題を修正してから、再発行して再び処理します。修正を取り消せます。棄却済ステータスの修正が2つ存在する場合でも、それらの片方を単独で取り消せます。

完了済

修正は正常に完了しました。

なし

取消済

修正は取り消されました。取り消せるのは、間接費の再作成およびプロジェクトおよびタスク組織の更新を除く、任意のタイプの待ち状態または棄却済修正のみです。

なし

取り消せるのは、間接費の再作成およびプロジェクトおよびタスク組織の更新を除く、任意のタイプの待ち状態または棄却済修正のみです。また、管理予算に対して資金の引当がすでに行われた支出項目に対して実行された修正は、取り消すことができません。