ユーザー間のレコードの転送について
レコードの一括転送を使用すると、ユーザー間でレコードを移動できます。 レコード所有者、または所有者よりもロールやテリトリ階層が上位にあるユーザーは、あるユーザーから別のユーザーにレコードを転送できます。
レコードを転送する前に、次のことを理解する必要があります。
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レコード・タイプ
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レコード・フィルタ
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レコード転送ステータス
レコード・タイプ
レコード・タイプは、ユーザーに関連するオブジェクトまたは情報の幅広いカテゴリです。 たとえば、ユーザーに関連付けられたディール登録などです。 現在、ユーザーに属するリード、商談、ディール登録およびすべてのカスタム・オブジェクト(垂直カスタム・オブジェクトを除く)を一括転送できます。 アカウントおよび担当者は一括転送できません。
レコード・フィルタ
レコード・フィルタを使用すると、ユーザーに関連付けられているレコードのリストを特定のレコード・タイプで絞り込むことができます。 たとえば、ある期間内に作成されたディール登録のみを転送できます。 すべてのレコード・タイプを対象とするフィルタは指定できません。 「レコードの転送: フィルタの定義」ページでは、フィルタリング可能なレコード・タイプを表示して、レコード・フィルタを指定できます。
レコード転送ステータス
レコード転送ステータスが「一括転送ステータス」ページに表示され、転送ジョブのステータスが示されます。 一括転送では、あるユーザーから別のユーザーにレコードを転送する前に、データの整合性が確保されるようにレコードを処理します。
レコード転送ジョブのステータスは、次のいずれかになります。
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進行中: 転送ジョブは現在進行中です。
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完了: 転送ジョブはエラーなしで完了しました。
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エラー: 転送ジョブでエラーが発生しました。
転送ジョブ名をクリックすると、転送されたレコード・タイプ、各レコード・タイプのステータスおよびレコード・タイプに関連付けられているログ・ファイルを表示できます。