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割当の構成に関する考慮事項

割当は、候補オブジェクトを選択して、作業オブジェクトとの関連付けを実行するプロセスです。 割当は次の3つのフェーズで構成されます。

  • 設定フェーズ: 割当構成による割当処理の設定

  • 照合フェーズ: 照合ルールまたはマッピングが評価され、可能な候補リストから適切な割当先が検索されます

  • 割当フェーズ: 一致する候補の割当が処理されます

割当構成は、割当処理を提供する営業アプリケーションごとに事前定義されています。 この割当構成は、次のいずれかの設定タスクから使用できます。

  • 顧客センター割当オブジェクトの管理

  • 営業アサイメント・マネージャ・オブジェクトの管理

  • 営業リード割当オブジェクトの管理

これらの設定タスクを使用して、割当属性の追加または削除、各作業オブジェクトと候補オブジェクトの間の関係の定義、テリトリ・ベースの割当を制御するマッピング・セットとマッピング、およびルール・ベースの割当を制御するルール・カテゴリの定義を行うことができます。

ノート: 商談割当には、「営業割当マネージャ・オブジェクトの管理」タスクを使用します。

事前定義済の割当構成には、テリトリ・ベースの割当を制御するマッピング・セットおよびマッピングも含まれます。

構成を最適に計画するには、次の点を考慮してください。

  • 割当オブジェクト

  • 属性

  • 関連候補

  • マッピング・セットおよびマッピング

  • ルール・カテゴリ、ルール・セットおよびルール

割当オブジェクト

割当オブジェクトは、販売アカウント、商談、リードなどのユニットとして扱われるデータ・エンティティまたはデータのコレクションです。 割当構成時には、割当が必要なビジネス・オブジェクトを慎重に検討し、それらの作業オブジェクトのみを作成します。

テリトリまたはリソースをアカウント、パートナ、商談、リードおよびディールに割り当てるための割当オブジェクトのセットが事前定義されています。

属性

さらに割当処理を定義するには、属性を使用します。 たとえば、商談のリスク・レベルに基づいて、営業担当(リソース)を商談(割当オブジェクト)に割り当てることができます。 この場合、リスク・レベルに対応する商談作業オブジェクトの属性と、名前またはEメールに対応するリソース候補オブジェクトの属性を選択します。 これらの属性を選択すると、マッピングおよびルールの条件で使用できるようになります。 したがって、候補オブジェクトと作業オブジェクトの照合に使用する基準を反映する属性を必ず選択してください。

各割当オブジェクトの割当属性として、いくつかの属性が事前定義されています。

関連候補

候補オブジェクトは作業オブジェクトに関連し、関係ごとに適切な割当モード(照合やスコアリングなど)および処理オプションが事前定義されています。 これらの事前定義済設定は変更しないでください(営業リード作業オブジェクトの「一致なしの処理」オプションを除く)。 「一致なしの処理」オプションは、一致する候補が見つからない場合の割当処理を制御します。 デフォルトでは、これは「現在の割当の削除」に設定されています。 これを「現在の割当の保持」に変更すると、一致する候補が見つからない場合に現在の候補割当が保持されます。 また、これを「エラー」に変更すると、一致する候補が見つからない場合にエラーが生成されます。

マッピング・セットおよびマッピング

割当マッピング・セットとそれに関連するマッピングによって、テリトリ・ベースの割当が制御されます。 マッピング・セットによって使用されるマッピングが決まり、テリトリ・ベースの割当では順序マッピング・セットが使用されます。 マッピングは、割当処理で使用されるディメンション、属性およびテリトリ・フィルタリングを識別します。

デフォルトのマッピング・セットとそれに関連するマッピングは事前定義されています。

ルール・カテゴリ、ルール・セットおよびルール

アプリケーションにはデフォルトのルール・カテゴリが用意されています。 これらのルール・カテゴリは、照合、スコアリング、分類、テリトリなど、実行されるルール処理のタイプを識別します。 ルール・セットは割当ルールをグループ化し、実行される追加処理(各候補のスコアの使用や、上位照合またはランダム照合に割り当てられた候補のフィルタリングなど)を決定します。 ルールは、ルール・ベースの割当を実行するために定義されます。 ルールは、基準セットに一致する場合、定義されたスコアリング範囲内にある場合、または特定の分類の場合に候補を返すように設計されています。

すでに設定した作業オブジェクト、候補オブジェクトおよび属性を使用してルールを作成します。 ルールを設計する際は、候補と作業オブジェクトをどのように照合するかを慎重に検討してください。 たとえば:

  • リソースの割当を地理的な場所、製品知識、オブジェクトのステータスやスコア、またはこれらの属性の組合せに基づいて行うか。

  • 候補のみを照合するか、候補を照合してスコアリングするか。

  • 複数候補のシナリオで、一致するすべての候補を割り当てるか、特定のスコアより高い候補のみを割り当てるか。