ワークスペース・インフォレットの表示
「分析」セクションに表示するインフォレット・タブとその順序を指定できます。 たとえば、「営業インフォレット」ページには、インフォレットと呼ばれるコンテナに主要な営業情報が表示されます。
概要を示すインフォレットの他、処理可能インフォレットやワークスペース・インフォレットなどの直接的な処理が可能なインフォレットもあります。 これらのインフォレットは主要な営業データの要約を示し、表示されたタスクに対してユーザーは即座に処理を実行できます。
適応型検索およびワークスペース・フレームワークに基づくワークスペース・インフォレットを使用することをお薦めします。 さらに、ワークスペース・インフォレットには次のような機能があります。
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必要なアクセス権を持つユーザーがワークスペース・ユーザー・エクスペリエンスに基づいて独自のカスタム・インフォレットを迅速に作成できる、事前定義済構成テンプレートのセットを提供します
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営業担当は、ワークスペースで頻繁に使用する機能など、独自のワークスペース・インフォレット・ページに表示する情報をパーソナライズできます
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組織内のジョブ・ロールごとに異なるワークスペース・インフォレットを表示できます
ワークスペース・インフォレットの使用を開始するには、ワークスペース・インフォレット使用可能(ZCA_ENABLE_ADAPTIVE_INFOLETS)プロファイル・オプションの値を「はい」に設定する必要があります。 ワークスペースを使用可能にすることは、前提条件でもあります。 適応型検索およびワークスペースの設定方法の詳細は、このガイドの「適応型検索およびワークスペース」の章の「適応型検索の設定」の項を参照してください。
次の事前定義済ワークスペース・インフォレットが用意されています。
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自分のアカウント
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自分のアポイントメント
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自分の担当者
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自分のリード
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自分の商談
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自分のタスク
営業インフォレット・ページはデフォルトで有効になっています。 ページを有効にするジョブ・ロールにアクセスできるようにします。 詳細は、『CX Sales実装スタート・ガイド』の「ワークスペース・インフォレットの有効化と構成」の項を参照してください。
独自のビジネス・ニーズにあわせてスプリングボードおよびホーム・ページを構成する方法は、Oracle Help Centerにある『Oracle Applications Cloudアプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成』ガイドを参照してください。
表示するワークスペース・インフォレットの選択
事前定義済の個々のワークスペースインフォレットを選択する方法を次に示します。
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サンドボックスを開いたままにして、「ホーム」をクリックしてホーム・ページに戻ります。
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サンドボックスで、「ツール」メニューから「ページ・コンポーザ」を選択します。
ページ・コンポーザ・ツールバーが、サンドボックス・ツールバーの下に表示されます。
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ワークスペース・インフォレットが配置されている「分析」セクションまで下にスクロールします。
このセクションには、選択したジョブ・ロールを持つユーザーがホーム・ページを開いたときに表示されるものと同じインフォレット構成が表示されます。 このセクションには、ワークスペース・インフォレットとOracle Business Intelligenceインフォレットの両方が表示されます。
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探しているワークスペース・インフォレットが表示されない場合、またはページ上の既存のインフォレットの一部を非表示にする場合は、次の手順を実行します。
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「インフォレット・リポジトリ」(スクリーンショットで強調表示されている「分析」見出しの右上にあるファイル・アイコン)をクリックします。
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個々のインフォレットを選択または選択を解除して、表示または非表示にします。
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インフォレットをドラッグして順序を変更します。 または、「インフォレット・リポジトリ」をクリックし、リストの下部までスクロールし、「インフォレットの順序変更」を選択します。
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ワークスペース・インフォレットの構成が終了したら、ページ・コンポーザ・ツールバーの「クローズ」をクリックして変更内容を保存する必要があります。
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サンドボックス名をクリックし、「公開」を選択して、サンドボックスを公開します。
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適切なジョブ・ロールを持つユーザーとしてサインインして、構成をテストできます。 各ユーザーは自分のワークスペース・インフォレット・ビューをパーソナライズでき、そのパーソナライズした内容で自分が作成したデフォルト・ビューがオーバーライドされることに注意してください。
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インフォレットをドラッグして順序を変更することもできます。