アカウントおよび担当者の概要
アカウント・データ管理の機能を有効にすると、営業担当は「アカウント」ページを使用して販売アカウントを管理できます。 販売アカウント情報には、顧客、見込み顧客および個々の担当者が含まれます。
営業担当がアカウント・データ管理機能を使用して実行できる操作を次に示します。
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アカウント、見込みアカウントおよび担当者の作成と更新
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アカウント・データの管理と階層表示でのデータの表示
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顧客データのエンリッチ。
顧客データ管理機能を使用して、次のことを実行できます。
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重複するデータの防止と識別: 管理者は、リアルタイムで、または事前に構成したバッチで重複を識別します。 重複するデータが作成されないように、リアルタイムのアカウントおよび担当者を検索および照合します。 事前に構成した照合構成に基づいて、重複する可能性があるデータが識別されます。
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住所の検証と標準化: 管理者は、アカウントまたは担当者の住所情報についてリアルタイムおよびバッチ住所クレンジングを実行します。 インポート中にインポート・バッチ内で住所を検証し、クレンジングします。 住所検証は、マスター地理データ、顧客データ管理のコンテキストでの住所クレンジング、アカウント・ページまたは担当者ページでのリアルタイムの住所クレンジング・バッチおよび住所検証のコンテキストで使用されます。
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重複するデータの解決: 管理者は、重複するレコードをマージおよびリンクして、唯一の正しい情報源であるマスター・レコードを作成します。 インポート・バッチ内およびデータベース全体で重複を除去できます。 顧客データ管理では、データ品質エンジンを使用して、複数のソースの高品質なアカウント・データおよび担当者データの連結、重複するデータの管理、サードパーティ・コンテンツによるデータの拡張、住所の標準化およびデータ品質のモニターが行われます。 これらのデータ品質チェックにより、クレンジングされ、エンリッチされた、営業チームが信頼できる完全な顧客情報を確保できます。
顧客データ管理の実装の詳細は、CX Sales and Fusion Service向けのCustomer Data Managementの実装ガイドを参照してください。 営業の実装ガイドのアカウントのトピックも参照してください。