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適応型検索により動作するワークスペースおよび作業領域

Oracleでは、ワークスペースと同じ基礎となる適応型検索テクノロジを使用する様々なビジネス・オブジェクトの作業領域が提供されるようになりました。

営業担当が「アカウント」、「担当者」、「リード」、「商談」およびその他の作業領域にナビゲートすると、検索パフォーマンスが改善され、ワークスペースとほぼ同じ機能を利用できます。 個々の作業領域をミニワークスペースと考えることができます。

ワークスペース

ワークスペースによって検索機能が向上および高速化され、主要な営業情報がすべて単一の統合された作業領域内で使用可能になります。 「商談」作業領域に移動して主要な商談を確認した後、「リード」作業領域に移動してリードを処理する必要はありません。

ワークスペースUIアイコンが別の「ワークスペース」タブのホーム・ページに表示されます。 ナビゲーションを構成する場合、営業担当がすべてのナビゲーション・アイコンを1つのタブにまとめて表示できるように、アイコンを「営業」タブに移動できます。

ワークスペースUIのスクリーンショットを次に示し、主な機能のいくつかを強調表示しています。

アカウントのサンプル・リストが表示されているワークスペース。 ページには、 「プライマリ産業」、「所有者」および「タイプ」のフィルタを含む開いた状態の 「フィルタ」パネルが表示されています。 テキストで説明されている主な機能は、コールアウトで示されています

コールアウト番号

機能の説明

1

ワークスペースに表示するオブジェクトおよび保存済検索を選択します。

2

「検索」フィールドを使用して、選択した保存済検索の制約内で検索します。 「自分のアカウント」を選択した場合は、自分が属しているテリトリまたは営業チームのアカウントのみを表示して検索できます。 「すべてのアカウント」を選択すると、すべてのアカウントを検索できます。

3

「フィルタの表示」および「フィルタの非表示」をクリックして、フィルタの表示を制御します。

4

検索結果のレコード数が表示されます。

5

フィルタを使用して検索結果を理解したり、検索をさらに絞り込みます。 フィルタでは、最も多くのアカウントがある産業や、最も多くの商談を所有する営業担当など、結果数が最も多い項目が表示されます。

6

検索結果をドリルダウンする必要なく、コールのログ記録、ノートの作成、タスクの作成および検索結果に対するその他の処理を実行できます。 アカウントについては、商談を作成することもできます。

7

オフラインでの表示および検証のために、ワークスペースからデータをエクスポートする必要がある場合があります。 たとえば、営業マネージャは、営業チームの詳細な分析を実行したり、レポートを作成する目的で、アカウントのリストをエクスポートする場合があります。 ワークスペース内のデータのエクスポート機能にアクセスするための事前定義済のセキュリティ権限ZCA_WORKSPACE_EXPORTを付与されるのは、営業マネージャおよび営業管理者ロールのみです。

適応型検索により動作する作業領域

個々のビジネス・オブジェクトの作業領域は、ワークスペースと同じ機能を提供します。

適応型検索により動作する「アカウント」作業領域

主な違いがいくつかあります。

  • ワークスペースでは、すべてのビジネス・オブジェクトの作業を1箇所で行い、それらを切り替えることができます。 異なるオブジェクトの作業領域では、そうではありません。 たとえば、ワークスペースでは、アカウントの作業と商談の作業を切り替えることができます。 「アカウント」作業領域では、アカウントの作業のみを行うことができます。 商談の作業を行うには、「商談」作業領域を開く必要があります。
  • 作業領域には、BIレポートと追加機能を含むタブを含めることができます。 たとえば、「テリトリ」作業領域には、ワークスペースにはない追加機能が含まれています。 そこでは、営業テリトリ階層を作成できます。
  • 個々のビジネス・オブジェクトの作業領域では、サービス・ユーザーを対象とした機能である動的タブはサポートされていません。

次の作業領域では、適応型検索およびその他のワークスペース機能がサポートされています。

  • アカウント

  • アクティビティ

  • 資産

  • キャンペーン

  • 担当者

  • ディール登録

  • リード

  • 商談

  • パートナ

  • 見積およびオーダー

  • テリトリ

いくつかの営業作業領域では引き続きレガシーCRM検索が使用され、これには次のものが含まれます。

  • 製品
  • 競合相手
  • ビジネス・プラン
  • 価格台帳
  • サービス・リクエスト

UIでの営業担当の検索方法および構成できる内容

営業担当が、適応型検索により動作するワークスペースUIと作業領域の両方を使用する方法と、Oracleによって提供されるデフォルトの動作を変更する方法を次に示します。

UIでの営業担当の検索方法

管理者が構成可能な内容

保存済検索を選択すると、保存済検索基準に一致するリストが表示され、ページで実行する検索の範囲が決まります。 たとえば、「すべてのアカウント」を選択すると、表示可能なすべてのアカウントを検索します。 「自分のアカウント」を選択すると、自分が所有するアカウントのみを検索します。

営業組織内の特定のロールを対象とした独自の保存済検索を作成できます。 また、営業担当がUIを開いたときにデフォルトで表示される保存済検索を決定できます。 営業担当は、自分専用の保存済検索を作成して管理者のデフォルトを上書きできます。

「検索」フィールドには1つ以上の検索条件を入力できます。

関連情報を使用して検索を実行できます。 アカウントの場合は、会社名、アカウントが存在する市区町村または会社のプライマリ担当者などで検索できます。 営業チームの営業担当の名前でアカウントを検索することもできます。

検索結果は用語全体と一致しますが、部分的な単語にワイルドカード(*)を使用し、日付範囲にNOT、ORおよびBetweenなどの演算子を使用できます。

検索に使用できる属性を有効または無効にできます。 Oracleでは最も一般的な属性が有効になっていますが、アプリケーション・コンポーザで作成した子オブジェクトおよびフィールドの検索は自分で有効にする必要があります。

「フィルタの表示」リンクをクリックすると、保存済検索で使用されるフィルタを表示できます。 独自のフィルタを追加することもできます。

ユーザーがフィルタとして追加できる追加のフィールドを指定し、フィルタによって表示される値のグループを設定できます。 たとえば、売上範囲(0から10,000、10,000から100,000、100,000から500,000および500,000以上)で商談を分割できます。

フィルタによって最も一般的な値とそれぞれのレコード数が表示されます。 たとえば、フィルタとしてプライマリ産業を指定したアカウントの検索では、最も頻度の高い産業およびそれぞれのレコード数が自動的に表示されます。 フィルタとして受注確度を使用した商談の検索では、様々な範囲の受注確度および各範囲のレコード数が表示されます。

フィルタの選択は追加式であり、プライマリ産業として医療を選択し、所有者としてLisa Jonesを選択した場合、ワークスペースにはLisaが所有する医療アカウントのみが表示されます。

数値、企業通貨、パーセントおよび日付フィルタの値範囲を構成できます。 たとえば、商談の受注確度フィルタやその他の同様のフィルタの値範囲を構成できます。

営業担当は、入力した検索基準を自分専用の保存済検索として保存できます。

保存済検索は営業組織全体で使用するために作成でき、異なるロールにあわせてカスタマイズできます。

保存済検索をワークスペース・インフォレットのフィルタとして公開して、主要な営業情報をホーム・ページに表示できます。

営業管理者および営業マネージャは、検索結果をExcelスプレッドシートにダウンロードできます。

このページから「リストのエクスポート」ボタンを削除するには、アプリケーション・コンポーザを使用します。 また、権限ZCA_WORKSPACE_EXPORTを付与することで、他のカスタム営業ロールがこのボタンを使用できるようになります。