商談リソース割当要求

商談リソース割当のリクエスト・スケジュール済プロセスを使用して、商談に対するルールベースの割当を実行します。このプロセスでは、割当処理により、プロファイル・オプション「営業チーム・メンバー割当ルール・セット・グループ」で定義されている一連のルールが実行され、商談に一致する候補が検出されます。

一致する候補が見つかった場合は、商談チームに追加されます。割当のロックが無効になっているチーム・メンバーは、割当ルールと一致しない場合は置換されることに注意してください。

使用する場合

このスケジュール済プロセス:

商談所有者を含む営業チーム・メンバーの割当などのルール・セットに基づいて、営業リソースを商談に割り当てます。

必要な権限

次のロールまたは権限があることを確認します:

ロール:
- 営業管理者
- 設定ユーザー

開始する前に

このスケジュール済プロセスをスケジュールする前に、次の内容を確認してください:

推奨頻度
- パラメータ・セクションのビュー基準情報を含む表を参照してください。
互換性:
- このスケジュール済プロセスにはそれ自体との互換性がありません。これらのスケジュール済プロセスは、ロックの問題を回避するために、同じ商談バッチに対して並行して実行するようにリクエストしないでください。
- 大量の商談と売上明細はパフォーマンスに影響します。
- このスケジュール済プロセスの複数のインスタンスを同時に実行しないことをお薦めします。

パラメータ

パラメータ	オプションまたは必須	摘要	パラメータ値	特別な組合せが必要	ノート
表示基準名	必須	「基準の表示」表からビュー基準名を指定します。	「基準の表示」表を参照してください。	なし	該当なし
表示基準バインド値	オプション	「基準の表示」表から、関連付けられたビュー基準名のビュー基準バインド値を指定します。	「基準の表示」表を参照してください。	なし	該当なし
サブプロセス当たりの作業オブジェクト数	オプション	サブプロセスごとの作業オブジェクト数を指定します。	デフォルト値を使用することをお薦めします。	なし	該当なし
プロセス当たりの最大サブプロセス数	オプション	1プロセス当たりのサブプロセスの最大数を指定します。	デフォルト値を使用することをお薦めします。	なし	該当なし
メトリック・ロギング間隔	オプション	ロギング間隔のメトリックを指定します。	デフォルト値を使用することをお薦めします。	なし	該当なし
予測の自動リフレッシュ	オプション	予測を自動的にリフレッシュする必要があるかどうかを指定します。	デフォルト値を使用することをお薦めします。	なし	該当なし
診断モード	オプション	トラブルシューティングの目的で使用されます。	該当なし	該当なし	該当なし

ビュー基準がビジネスに関連する場合は、推奨実行頻度列の情報を使用します。通常、ほとんどの実装では、すべてのビュー基準が使用されるわけではありません。

表示基準名	表示基準の説明	表示基準バインド値	推奨実行頻度
OpenOpportunitiesUpdated InLastNDays	過去30日間に更新されたすべてのオープン商談。オプションで、ユーザーは別の日数を入力できます。	`BindOptyUpdatedSince=[30]` `For example, opportunities updated in last 15 days: BindOptyUpdatedSince=15`	日次
OpenOpportunitiesUpdatedInLastNHours	過去数時間に更新されたすべてのオープン商談。オプションで、ユーザーは別の日数を入力できます。	`BindOptyUpdatedWithinHours=[4]` `For example, opportunities updated within the last 6 hours: BindOptyUpdatedWithin=6`	1日に複数回
OpportunityForImport BatchVO	指定した一括インポート・バッチIDを介してインポートされたすべての商談。 BatchIdの値は必須です。	`BindBatchId` `For example: BindBatchId=5618782`	ビジネス要件に従ってニーズ・ベースで実行
OpenOpportunities ByCreationDate	過去90日間に作成されたオープン商談。オプションで、ユーザーは別の日付範囲を渡すことができます。	`BindOptyCreationDateTo =[date], BindOptyCreation DateFrom =[date]` `For example: BindOptyCreation DateTo=2015-02-29, BindOptyCreation DateFrom=2015-01-01 or BindOptyCreation DateFrom=2015-01-01. This second example processes all open Opportunities created between January 1, 2015 and the current date.`	日次
OpenOpportunities ByEffectiveDate	予定クローズ日が過去90日以内であるオープン商談。オプションで、ユーザーは別の日付範囲を渡すことができます。	`BindEffective DateFrom [sysdate], BindEffective DateTo[sysdate [90]` `For example: BindEffective DateFrom=2015-01-01, BindEffective DateTo=2015-02-29`	日次
SalesAccountUpdated InLastNDays	過去30日間に販売アカウントが更新されたすべてのオープン商談。オプションで、ユーザーは別の日数を渡すことができます。	BindSalesAccountUpdated Since [30] たとえば、過去15日間に販売アカウントが更新された商談: BindSalesAccount UpdatedSince=15	日次
ClosedOpportunities ByCreationDate	過去90日間に作成されたクローズ済商談。オプションで、ユーザーは別の日付範囲を渡すことができます。	BindOptyCreation DateTo [date], BindOptyCreation DateFrom [date-90] たとえば: BindEffective DateFrom=2015-01-01, BindEffective DateTo=2015-02-29	日次
ClosedOpportunitiesBy EffectiveDate	過去90日間にクローズされた商談の売上明細。オプションで、ユーザーは別の日付範囲を入力できます。	BindEffectiveDateFrom =[date], BindEffectiveDateTo =[date] たとえば: BindEffectiveDateFrom =2015-01-01, BindEffectiveDateT o=2015-02-29	日次
OpportunitySearchbyOptyNumber	特定の番号の商談。	BindOpportunityNumber=<number> 例: BindOpportunityNumber=17001	ビジネス要件に従ってニーズ・ベースで実行

トラブルシューティング情報

次の情報を使用して、スケジュール済プロセスのトラブルシューティングを行います:

警告またはエラーが表示され、詳細がスケジュール済プロセスに取得されます。
詳細な分析には、診断モードを使用します。
バッチ割当進捗レポートまたはバッチ割当エラー・レポートを使用して、詳細を表示します。レポートの詳細は、「関連トピック」の項を参照してください。