グローバル関数の作成

次に、オブジェクト・ワークフローのGroovyスクリプトで使用される次のグローバル関数を作成します。

findSelfServiceUserLoginIdグローバル関数の作成

このトピックを使用して、findSelfServiceUserLoginIdグローバル関数を作成します。

アプリケーション・コンポーザで、「共通設定」を展開し、「グローバル関数」を選択します。
「グローバル関数の追加」アイコンをクリックします。

次の表を使用して、必要なフィールドに入力します。

フィールド	操作
関数名	`findSelfServiceUserLoginId`と入力します。
返される値	ドロップダウン・リストをクリックし、「文字列」を選択します。
パラメータ	クリックしてワークスペースを展開します。パラメータの追加アイコンをクリックします。「名前」フィールドに、contactPartyIdと入力します。「タイプ」ドロップダウン・リストから、「文字列」を選択します。

「スクリプトの編集」フィールドで、次のスクリプトをコピーして貼り付けます。

def request = adf.webServices.FindSelfServiceUser
 
try{
  def httpHeaders=['REST-Framework-Version':'3']
  request.requestHTTPHeaders = httpHeaders
   
  def searchResults = request.GET(contactPartyId)
  def count = searchResults.get("count")
   
  if(count == 0){
    def message = "Unable to locate self-service user by Party ID: " + contactPartyId + ":" + searchResults
    throw new oracle.jbo.ValidationException(message);
  }
   
  def loginId = searchResults.get("items")[0].get("LoginId")
   
  return loginId
}catch(Exception e){
  throw new oracle.jbo.ValidationException(" " + e + ": " + request.httpErrorResponse)
}

「保存して閉じる」をクリックします。
「はい」をクリックして、警告メッセージを受け入れます。

getIdcsUserGuidグローバル関数の作成

このトピックを使用して、getIdcsUserGuidグローバル関数を作成します。

アプリケーション・コンポーザで、「共通設定」を展開し、「グローバル関数」を選択します。
「グローバル関数の追加」アイコンをクリックします。

次の表を使用して、必要なフィールドに入力します。

フィールド	操作
関数名	`getIdcsUserGuid`と入力します。
返される値	ドロップダウン・リストをクリックし、「文字列」を選択します。
パラメータ	クリックしてワークスペースを展開します。パラメータの追加アイコンをクリックします。「名前」フィールドに、loginIdと入力します。「タイプ」ドロップダウン・リストから、「文字列」を選択します。

「スクリプトの編集」フィールドで、次のスクリプトをコピーして貼り付けます。

def request = adf.webServices.FindIdcsGuidByLoginId
 
try{
  def searchResults = request.GET(loginId)
  def totalResults = searchResults.get("totalResults")
   
  if(totalResults != 1){
    throw new oracle.jbo.ValidationException("Unable to locate user by login ID: " + loginId + ", total results: " + totalResults);
  }
   
  def resources = searchResults.get("Resources")
  def user = resources[0]
  def guid = user.get("id")
   
  return guid;
}catch(Exception e){
  throw new oracle.jbo.ValidationException("Error finding IDCS User: " + e + ":" +request.httpErrorResponse);
}

「保存して閉じる」をクリックします。
「はい」をクリックして、警告メッセージを受け入れます。

updateUserAttributesInIdcsグローバル関数の作成

このトピックを使用して、getIdcsUserGuidグローバル関数を作成します。

アプリケーション・コンポーザで、「共通設定」を展開し、「グローバル関数」を選択します。
「グローバル関数の追加」アイコンをクリックします。

次の表を使用して、必要なフィールドに入力します。

フィールド	操作
関数名	`updateUserAttributesInIdcs`と入力します。
返される値	ドロップダウン・リストをクリックし、「無効」を選択します。
パラメータ	クリックしてワークスペースを展開します。パラメータの追加アイコンをクリックします。「名前」フィールドに、userIdと入力します。「タイプ」ドロップダウン・リストから、「文字列」を選択します。パラメータの追加アイコンをクリックします。「名前」フィールドに、firstNameと入力します。「タイプ」ドロップダウン・リストから、「文字列」を選択します。パラメータの追加アイコンをクリックします。「名前」フィールドに、lastNameと入力します。「タイプ」ドロップダウン・リストから、「文字列」を選択します。

「スクリプトの編集」フィールドで、次のスクリプトをコピーして貼り付けます。

def conn = adf.webServices.UpdateIdcsUserAttributes
try{
def patch_body = [
  "schemas": [
    "urn:ietf:params:scim:api:messages:2.0:PatchOp"
  ],
  "Operations": [
  [
    "op": "replace",
    "path": "name",
    "value":
    [
      "givenName": firstName,
      "familyName": lastName
    ]
  ]
  ]
]
conn.PATCH(userId, patch_body)
}catch(Exception e){
  throw new oracle.jbo.ValidationException(" " + e + " " + conn. httpErrorResponse)
}

「保存して閉じる」をクリックします。
「はい」をクリックして、警告メッセージを受け入れます。

syncContactAttributesグローバル関数の作成

このトピックを使用して、getIdcsUserGuidグローバル関数を作成します。

アプリケーション・コンポーザで、「共通設定」を展開し、「グローバル関数」を選択します。
「グローバル関数の追加」アイコンをクリックします。

次の表を使用して、必要なフィールドに入力します。

フィールド	操作
関数名	`syncContactAttributes`と入力します。
返される値	ドロップダウン・リストをクリックし、「無効」を選択します。
パラメータ	クリックしてワークスペースを展開します。パラメータの追加アイコンをクリックします。「名前」フィールドに、contactPartyIdと入力します。「タイプ」ドロップダウン・リストから、「文字列」を選択します。パラメータの追加アイコンをクリックします。「名前」フィールドに、firstNameと入力します。「タイプ」ドロップダウン・リストから、「文字列」を選択します。パラメータの追加アイコンをクリックします。「名前」フィールドに、lastNameと入力します。「タイプ」ドロップダウン・リストから、「文字列」を選択します。

「スクリプトの編集」フィールドで、次のスクリプトをコピーして貼り付けます。

def loginId = adf.util.findSelfServiceUserLoginId(contactPartyId)
def userGuid = adf.util.getIdcsUserGuid(loginId)
adf.util.updateUserAttributesInIdcs(userGuid,firstName,lastName)

「保存して閉じる」をクリックします。
「はい」をクリックして、警告メッセージを受け入れます。