契約条件のオーサリング処理
このトピックでは、契約条件をオーサリングするための処理を示し、その概略を説明します。 「処理」メニューの処理は、4つのグループに分かれます。
次を目的とする処理があります。
-
アプリケーション内でのオーサリング
-
Microsoft Wordでのオーサリング
-
作業のチェック
-
やり直し
アプリケーション内でオーサリングするための処理
アプリケーション内でのオーサリングには、次の処理が関係します。
処理 |
摘要 |
---|---|
変更項目値の編集 |
「変更項目値の編集」処理を選択して欠落している変更項目値を入力します。 「条項」タブでは、「待ち状態の変更項目」インジケータに欠落している値の数が表示されます。 契約を承認のために発行する前に、欠落しているすべての値を入力する必要があります。 欠落している変更項目値があると、契約検証時に警告が生成されます。 この処理を使用した変更項目値の入力は、契約エキスパートを実行してこれらの値を入力することと同じです。 |
契約エキスパートの実行 |
一部の契約条件テンプレートでは、追加条項を追加する必要があるかどうかを決定するために契約エキスパート機能を実行することが要求されます。 「条項」タブの契約条件のプレビュー・リージョンの前にある「契約エキスパートの最終実行日」インジケータで、契約エキスパートを実行する必要があるかどうかがわかります。 「契約エキスパートの実行」処理を選択して契約エキスパートを実行すると、契約エキスパートにより契約変更項目の値の入力と質問への回答が要求されることがあります。 契約エキスパートを要求された契約で実行しないと、契約検証時に警告メッセージを受け取ります。 |
Wordを使用して契約条件をオーサリングするための処理
次の表に、アプリケーションの外部でWordを使用して契約条件を編集するために使用できる処理を示します。
処理 |
摘要 |
---|---|
契約のダウンロード |
「契約のダウンロード」処理を使用して、次のソース元の契約条件をエクスポートします。
|
契約のアップロード |
Wordで行った編集をインポートするには、「契約のアップロード」処理を使用します。 アプリケーションからダウンロードしたファイルのみアップロードできます。 簡易条件テンプレートのアップロード・プロセスでは、ファイルはDOCX形式である必要があります。 |
別の契約へのアップロード |
別の契約へのアップロード処理を使用して、ある契約からダウンロードしたMicrosoft Word文書の編集内容を別の契約にインポートします。 |
契約条件のロック |
契約条件をWordでオフラインで編集している間、他の人がアプリケーション内で契約条件を編集できないようにするには、「契約条件のロック」処理を使用します。 |
作業をチェックするための処理
次の表に、契約条件が組織の標準と合致していることをチェックするための処理を示します
処理 |
摘要 |
---|---|
契約差分のレビュー |
「非標準契約のレビュー」処理を選択して、契約の契約条件と契約条件テンプレートの契約条件間の差異をリストしたレポートを生成します。 差分レポートのリストは次のとおりです。
|
条項更新のチェック |
「条項更新のチェック」処理を選択して契約条件ライブラリにより最新の条項バージョンがあるかどうかをチェックします。 |
契約条件の検証 |
「契約条件の検証」処理を選択して契約条件を承認のために発行する準備が整っているかどうかを確認します。 検証では、エラーと警告の両方を生成できます。 エラーは修正する必要があります。 警告の修正は任意です。 たとえば、次に該当する場合にエラーが発生します。 承認のために契約を発行すると、同じ契約条件の検証が常に自動的に実行されます。 |
やり直すための処理
次の表に、やり直すために使用できる処理を示します。
処理 |
摘要 |
---|---|
契約ソースの変更 |
「契約ソースの変更」処理を選択して契約条件のソースを、あるテンプレートから別のテンプレートに、あるテンプレートから添付に、ある添付からテンプレートに変更します。 テンプレートを変更すると、アプリケーションでは元のテンプレートに追加されたすべてのセクションと条項(編集されたセクションと条項を含む)を削除します。 追加された新規条項のみが「未割当」セクション見出しの下に保持されます。 |
契約条件の削除 |
「契約条件の削除」処理を選択して契約からすべての契約条件を削除します。 契約条件を削除すると、すべての契約条件文書が削除されます。 |