契約明細から単一の購買オーダーを開始して異なる搬送先へ品目を出荷例
この例では、契約履行明細を使用して、単一の契約明細に対して作成する購買オーダーの品目に複数の搬送先への出荷を指定する方法を説明します。
シナリオ
自社の組織にサプライヤとの契約があり、1000台のラップトップを購入する契約明細が1つ含まれているとします。 それらのラップトップの半数を搬送先A、残りの半数を搬送先Bに出荷する購買オーダーを購買アプリケーションで作成します。
契約履行を使用してその結果を達成する方法を説明します。
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契約の「明細」タブに移動し、該当する契約明細を選択します。
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「処理」メニューから「履行明細の自動作成」処理を選択します。
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「履行」タブに移動し、作成したばかりの履行明細を選択します。
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数量を500に変更します。
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この履行明細を複製します。
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履行明細を編集し、2つの搬送先を、それぞれの履行明細に1つずつ入力します。
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契約が承認されたら、「履行」タブで両方の履行明細を選択し、「処理」メニューから購買オーダーの作成処理を選択します。
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アプリケーションによって、2つの搬送先それぞれに500台のラップトップを出荷するための2つの履行明細を含む、1つの購買オーダーの作成が開始されます。