Oracle Fusion Purchasingでの契約の作成とモニター

Oracle Fusion Purchasingで購買オーダーおよび契約を作成し、それらのステータスを契約履行から監視するには、「購買アクティビティのトラッキング」、「包括契約のインポート」、および「基本契約のインポート」のプロセスを実行します。

このトピックでは、契約と購買の間で情報をやり取りするこれらのプロセスを、いつどのようにして実行するのかを説明します。

購買オーダーおよび契約のステータス情報の監視

Oracle Fusion Purchasingで作成された購買オーダーまたは契約のステータスに関する情報を表示するには、「購買アクティビティのトラッキング」プロセスを実行する必要があります。このプロセスは、「契約」作業領域の「プロセスの管理」タスクで実行できます。ビジネス・ニーズに応じて、このプロセスを定期的に実行するようにスケジュールするには、新規プロセスのスケジュールを選択します。

契約の作成の有効化

契約履行明細から購買オーダーを開始すると、購買オーダーが自動作成されます。ただし、包括購買契約を作成するには「包括契約のインポート」を実行する必要があり、包括契約を作成するには「基本契約のインポート」を実行する必要があります。これらのプロセスは、「購買」作業領域から、「契約」見出しの下にある適切なタスクを選択することで実行できます。ビジネス・ニーズに応じて、これらのプロセスを定期的に実行するようにスケジュールできます。

どちらのプロセスについても、次のパラメータを設定します。

調達BU

契約を作成する対象の、契約上のビジネス・ユニットを選択します。
デフォルト・バイヤー

契約を作成する対象の、契約履行上のバイヤーを選択します。
承認処理

次のいずれかを選択します。契約の下書きを作成する場合は「承認しない」、すぐにバイヤーの署名を求める場合は「承認のバイパス」、先に承認のために契約を発行する場合は「承認のために発行」を選択します。