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調達契約の作成方法

このトピックでは、契約作業領域で「契約の作成」タスクを選択してサプライヤ契約をオーサリングするプロセスについて説明します。

次の図は、このトピックの各セクションで説明しているプロセスの概要を示したものです。

  1. 「契約の作成」ウィンドウで、サプライヤ契約の作成に必要な基本情報を入力します。

    どの契約タイプを選択するかによって、入力できる追加情報が決まります。

  2. アプリケーションにより企業契約が作成され、編集可能な状態で表示されます。

  3. 取引約定詳細、条件詳細、ソース文書詳細などの追加契約詳細を入力します。

    ノート: 「取引約定」セクションでは、引当レベル・ドロップダウン・リストを使用して、契約またはリリースに関連付けられた金額を予約または制限できます。 したがって、「契約」を選択すると、契約金額が予約されます。
  4. 契約タイプに応じて、次のことを実行できます。

    • 契約明細を追加する。

    • 契約条件のオーサリングおよび非標準契約のレビューを行う。

    • 契約履行を作成する。

    • 契約の自動採番の決定要因レベルを選択する。

    • 担当者を契約の署名者に指名する。

  5. 契約を検証し、エラーを修正します。

  6. 契約を承認のために発行します。

この図は、サプライヤ契約のオーサリング・プロセスの概要を示しています。

基本契約情報の入力

「契約の作成」ウィンドウで、契約を作成するために必要な基本情報を入力します。 これには、次のものが含まれます。

  • ビジネス・ユニット

    契約の作成先となるビジネス・ユニット。 どのビジネス・ユニットを選択するかによって、選択できる契約タイプが決まります。 契約がプロジェクトベースでない場合は、元帳や法的エンティティが割り当てられていないビジネス・ユニットを選択することもできます。

  • 法的エンティティ

    契約に入力する内部の法的エンティティ。 プロジェクトベースの契約でのみ必要です。

  • タイプ

    契約タイプ。

  • プライマリ・パーティ

    契約を結ぶプライマリ・サプライヤ。

  • 契約の開始日と終了日

  • 契約通貨

  • オーサリング・パーティ

    自社で契約をオーサリングする場合は「内部」を選択します。 サプライヤから提供される契約を添付する場合は「外部」を選択します。

選択したビジネス・ユニットと契約タイプによっては、次の情報の入力も求められます。

  • 番号

    このフィールドは、契約番号を手動で入力する必要がある場合にのみ表示されます。 入力する番号には任意の英数字を含めることができ、番号は一意である必要があります。

  • 品目マスター

    契約に契約明細が含まれている場合は、購入する品目の選択に使用される品目マスター在庫組織の入力を求められる場合があります。

ノート: ビジネス・ユニット、法的エンティティ、契約タイプ、契約番号を契約の作成後に変更することはできません。

契約ヘッダーへの契約情報の追加

「契約ヘッダー」タブで、選択した契約タイプに応じて追加情報を追加します。 これには次のようなものが含まれます。

  • 追加の契約パーティと契約担当

  • 考えられる契約リスクとそれらの確度に関する情報

  • 契約文書

  • 関連契約のリスト

  • ノート

契約明細の追加

「明細」タブが表示されている場合は、契約明細を追加して、購入する品目を指定します。 契約タイプに応じて、次のいずれかまたは両方のタイプの明細を入力できます。

  • 品目

    契約に入力した品目マスターに基づいて在庫で追跡される品目を購入する場合。

  • 自由書式

    在庫で追跡されない品目を購入する場合。

契約条件のオーサリング

「契約条件」タブが表示されている場合は、契約条件を追加および編集できます。

契約条件オーサリング中に実施できる処理は、実装、権限および契約タイプに依存します。 一部の契約では契約条件が契約条件テンプレートからすでに設定されており、契約条件ライブラリからの条項の追加および削除のみ許可されます。 別の契約では非標準条項を作成できたり、追加条項が必要かどうかを決定するために質問に回答します。 さらに別の契約では契約条件を別の文書で添付し、アプリケーションのオーサリング機能をまったく使用しないこともあります。

契約の契約条件をオーサリングする場合は、「契約条件」タブの「非標準契約のレビュー」処理を選択して、会社の標準との差異がないかどうかを確認します。 差分についての説明をレポートに追加し、契約の承認者へと送られる通知に添付することもできます。

契約履行明細の作成

「履行」タブが表示されている場合は、契約履行明細を作成できます。

契約履行明細を使用すると、購入する商品、サービス、レポートなどの履行品目を追跡できます。 作成する契約のタイプによっては、契約履行明細を使用して、Oracle Fusion Purchasingまたは統合されたその他の購買アプリケーションで購買オーダーや購買契約の作成を開始して、その実行を契約から監視することもできます。 購買文書の作成を開始するには契約がアクティブになっている必要があります。

契約履行明細は、「履行」タブで作成することも、担当者レベルの「処理」メニューか「明細」タブで「履行明細の自動作成」処理を選択して、契約の情報があらかじめ入力された履行明細を自動的に作成することもできます。 詳細は、関連トピックを参照してください。

契約の検証と、承認のための発行

契約は、承認者へと送られる前に検証をパスする必要があります。 契約を検証するには、「処理」メニューから「検証」を選択します。 「発行」ボタンをクリックして契約を承認のために発行した場合も、同じ検証プロセスがトリガーされます。 契約を検証にパスさせるためには、すべてのエラーを修正する必要があります。 警告の解決は任意です。