承認ルールと勘定科目生成、レポートでの調達カテゴリ階層の使用方法

調達カテゴリ階層を使用して、トランザクション承認ルールと勘定科目生成、レポートを設定できます。

承認ルールでの調達カテゴリ階層の使用方法

調達カテゴリ階層内の上位10レベルのカテゴリを使用して、承認ルール条件を設定できます。

たとえば、この図は、ITレベル支出の4レベルのカテゴリを示しています。

すべてのハードウェア・カテゴリに適用される承認ポリシーがある場合、階層内の最上位ハードウェア・カテゴリ・レベルに適用されるルール条件は1つのみ必要です。たとえば、調達カテゴリ階層がレベル2のハードウェアと等しい場合は、購買依頼を承認のために情報テクノロジ承認グループにルーティングする承認ルールを設定できます。この方法では、下位レベル(ノートブックと標準ラップトップ)に対して個別の承認ポリシーは必要ありません。この例では、ハードウェア下のカテゴリに加えた変更は、すべてハードウェアにロールアップされるため、承認ポリシー・ルールには影響しません。

調達カテゴリ階層は、購買依頼と購買文書、ネゴシエーション承認タスクの承認に使用できます。

勘定科目生成での調達カテゴリ階層の使用方法

調達カテゴリ階層を使用して、勘定科目を導出することもできます。勘定科目マッピング・セットには、上位10レベルのカテゴリを使用できます。同じ例の階層を使用して、入力ソースを階層レベル2のハードウェアに基づくように設定し、マッピングをハードウェアに設定してアカウントを導出できます。その場合、レベル2のハードウェアにロールアップされるカテゴリまたは品目は、マップされたアカウントを使用できます。

事前定義済の提供済マッピング・セットを使用して、購買依頼発行ビジネス・ユニットと調達カテゴリ階層レベル1に基づいて勘定科目セグメントを導出できます。

レポートでの調達カテゴリ階層の使用方法

調達カテゴリ階層の上位10レベルに基づいて、カテゴリ・ディメンションを使用してビジネス・インテリジェンス・レポートを作成することもできます。カテゴリ・ディメンションは、購買依頼と購買文書、ネゴシエーションのレポート・サブジェクト領域で使用できます。