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Order Managementでのビジネス・ルールの移行

オーダー管理の異なるインスタンス間でビジネス・ルールを移行します。 たとえば、ビジネス・ルールをテスト環境から本番環境に移行します。

移行できるルールのタイプを次に示します。

  • 承認

  • 工順

  • 変換前

  • 変換後

  • 変換

  • 製品の変革

  • プロセス割当

ノート

  • オーケストレーション・プロセスに追加するビジネス・ルールは、オーケストレーション・プロセス定義の一部です。 Functional Setup Managerを使用して、これらの定義をある環境からエクスポートし、別の環境にインポートします。

  • ほとんどの場合、これらの例外を除き、アップグレードまたはパッチはルールに影響しません。

    • アップグレードまたはパッチによって、事前定義済のルールまたはデシジョン表に対する変更が上書きされる場合があります。

    • アップグレードまたはパッチによってルールの動作が変更される場合があり、この変更はビジネス・ルールの動作に影響する可能性があります。

オーダー管理でビジネス・ルールを移行します。

  1. ソース環境とターゲット環境が同じ更新にあることを確認してください。

    異なる更新間でルールを移行することはできません。 ルールを新しい更新にするには、ターゲット環境と同じ更新でソース環境をアップグレードし、ルールを移行します。

  2. 各ルールで、存在する属性値が指定されていることを確認してください。

    ルールの例

    説明

    Oracle Business Rulesにルールを作成するとします。

    If Business Unit equals "203", then set FulfillOrdID to "207"

    ビジネス・ユニット203またはFulfillOrdID 207がターゲット環境に存在しない場合、移行は失敗します。 このエラーを回避するには、これらのエンティティがターゲット環境に存在することを確認してください。

    Visual Information Builderでルールを作成するとします。

    If Business Unit equals "Vision Operations" then set Warehouse to "Singapore Distribution"

    ビジネス・ユニットVisionオペレーションまたは倉庫シンガポール物流がターゲット環境に存在しない場合、移行は失敗します。 このエラーを回避するには、これらのエンティティがターゲット環境に存在することを確認してください。

  3. Starts withまたはContainsを使用する各ルール操作に、完全な属性値またはID値が含まれていることを確認してください。

  4. ソース環境でルールが参照する属性ごとに、ターゲット環境でこれらの各属性も設定してください。

    たとえば、ソース環境のルールがプライマリ営業担当属性を参照する場合は、ターゲット環境にもプライマリ営業担当が含まれていることを確認してください。

  5. 移行しようとしているルールにエラーが含まれていないことを確認してください。

    • ソース・インスタンス内の各ルールをテストします。

    • 同じデータ型を使用する値がルールで指定されていること、および属性にデータ型を含めることができることを確認してください。

    • 移行では、移行するように指定したソース内の各ルールが調べられます。 これらのいずれかのルールにエラーが含まれている場合、移行は失敗します。

  6. 移行するルールによって、ターゲット環境のルールに必要な機能が置き換えられることを確認してください。

    移行では、ソースに設定していないルールを含め、移行の実行前にターゲット環境内のすべてのルールが削除されます。 たとえば、ターゲットにルールx、yおよびzが含まれ、ソースにルールxおよびyが含まれている場合、移行によってターゲットからルールx、yおよびzが削除され、ソースからターゲットにルールxおよびyがコピーされます。 ターゲットがルールzに依存している場合は、移行を実行する前に、ルールzをソースにコピーします。

  7. 移行する必要がある各ルールをリリースしていることを確認します。

    ソース環境でビジネス・ルールを作成してもリリースしない場合、移行によってルールは移行されません。 移行では、保存してリリースしたルールのみが移行されます。

  8. ルールで拡張可能フレックスフィールドを参照する場合は、ソース環境とターゲット環境で各フレックスフィールドを同じ方法で設定してください。

    「構成パッケージの管理」ページでは、拡張可能フレックスフィールドの設定は確認されません。 設定を手動で確認する必要があります。

  9. ルールを移行します。

    • 「設定および保守」 作業領域に移動します。

    • 設定ページで、「タスク」>「構成パッケージの管理」をクリックします。

    • 「構成パッケージの管理」ページで、構成パッケージを検索します。

    • 検索結果で、構成パッケージを含む「行」をクリックし、「設定データのエクスポート」をクリックします。

    • 「設定データのエクスポート」ページで、「次へ>送信」をクリックします。

      設定およびメンテナンス作業領域では、ビジネス・ルールがソース環境からエクスポートされ、ターゲット環境にインポートされます。

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