外部管理組織の保留供給データの収集
外部管理組織の保留供給データの収集スケジュール済プロセスを使用して、供給データをプランニング・データ・リポジトリにロードし、その後、データをOracle Fusion Cloud Supply Planningトランザクション・データベース表に追加します。
このデータをアップロードすると、外部管理組織の供給データのロード・スケジュール済プロセスが自動的にコールされ、アップロードされたファイルが区別されてから、ステージング・データベース表にデータが追加されます。 ロード後、外部管理組織の供給待ちデータの収集スケジュール済プロセスを使用してデータを評価し、Supply Planningトランザクション・データベース表に移入します。
使用する場合
供給待ちデータの収集スケジュール済プロセスは、データがステージング表にロードされた後に自動的に実行されるように構成できます。 これは、サプライ・チェーン・コラボレーションのORA_VCS_CM_INITIATE_SUPPLY_DATA_ESS_JOB
構成パラメータ設定によって管理され、RESTを使用して制御されます。 ただし、複数のサプライヤが同時にデータをアップロードしている場合は、パフォーマンス上の理由から収集プロセスを自動的に実行しないことをお薦めします。 かわりに、すべてのサプライヤのアップロードが完了した後に実行するプロセスをスケジュールすることをお薦めします。 その後、サプライヤが供給データをロードするたびにではなく、回収プロセスを1回のみ実行するようにスケジュールできます。
必要な権限
- サプライヤ・ユーザーとしての外部管理組織の供給データの管理(VCS_MANAGE_SUPPLY_EXTERNAL_DATA_SUPPLIER_PRIV)
- エンタープライズ・ユーザーとしての外部管理組織の供給データの管理(VCS_MANAGE_SUPPLY_EXTERNAL_DATA_ENTERPRISE_PRIV)
- Webサービスを使用した外部管理組織の供給データの管理(VCS_MANAGE_SUPPLY_EXTERNAL_DATA_WEBSERVICE_PRIV)
仕様
このスケジュール済プロセスを設定する前に、次の仕様を確認してください:
仕様 | 摘要 |
ジョブ・タイプ | 通常、すべてのサプライヤが供給データをロードした後に、設定時に実行するようにスケジュールされます。 個々の供給データのロード・プロセスの後に実行できます。 いつでも実行できます。 |
頻度 | サプライヤからのデータ入力の頻度に基づいている必要があります。 たとえば、サプライヤが毎週データをロードする場合、データ・ロードの完了後にこのプロセスを毎週実行する必要があります。 |
時間 | サプライヤの積荷タイミングは、ビジネス・プロセスによって異なります。 |
期間 | 処理中のサプライヤ・データの量および一般的なプランニング収集プロセス期間によって異なります。 |
互換性 | ジョブのインスタンスは一度に1つのみ実行する必要があります。 現在の機能では、このプロセスの複数のインスタンスを同時に実行する必要はありません。 |
パラメータ
なし。
トラブルシューティング情報
- 「スケジュール済プロセス」作業領域で、「外部管理組織の待ち状態の供給データの収集」プロセスのステータスを表示できます。
- 検証エラーおよび警告メッセージがエラー・ログに表示されます。
- このスケジュール済プロセスが開始する収集プロセスおよびリフレッシュ番号がログ・ファイルに表示されます。
- 対話型の警告検証は実行されません。
- スケジュール済プロセスを発行した後、「スケジュール済プロセス」作業領域で次のタスクを実行できます:
- 再送信
- 保留にします
- プロセスを取り消す
- プロセスのリリース