現行コラボレーション・サイクルの失効

現在のコラボレーション・サイクルの失効スケジュール済プロセスを使用して、サプライ・チェーン・コラボレーションで指定された需要コラボレーション・オブジェクトの現在のコラボレーション・サイクルを期限切れにします。

これは、失効する予測メジャーにのみ適用されます。現在のシード済予測メジャーは、オーダー予測と供給予測です。これは消費量履歴メジャーには適用されません。

失効が実行されると、現在のサイクル・データが前のサイクルに設定され、前のサイクル・データが削除されます。

プロセスが完了すると、索引定義を作成し、Oracle Searchのコラボレーション・データを追加するOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブが実行されます。

使用する場合

コラボレーション・サイクルの定義に使用するビジネス・プロセスに基づいて、現在のコラボレーション・サイクルの失効プロセスをスケジュールします。たとえば、毎週月曜日からすべての顧客に対して新しい顧客需要を受け取った場合、このプロセスを毎週日曜日の夕方の11:59に実行するようにスケジュールできます。

このスケジュール済プロセスを設定する前に、次の仕様を確認してください:

仕様	摘要
ジョブ・タイプ	通常は、新しい顧客の消費を受け取る前に処理するように定期的にスケジュールされますが、必要に応じていつでも実行できます。
頻度	通常は毎週実行されますが、顧客からのデータ入力の頻度に基づいている必要があります。
時間	最終的には、ビジネス・ニーズにも依存します。
期間	通常、2分未満です。
互換性	ジョブのインスタンスは一度に1つのみ実行する必要があります。現在の機能では、このプロセスの複数のインスタンスを同時に実行する必要はありません。このプロセスは、それ自体、コラボレーション顧客需要の処理ジョブおよび新規需要コラボレーション・サイクルの開始ジョブと互換性がありません。

すべてのフィールドを空白のままにすると、失効しないすべてのメジャーの新規サイクルが開始されます。

パラメータ	オプションまたは必須	摘要	パラメータ値	特別な組合せが必要	ノート
コラボレーション文書	オプション	現在のコラボレーション・サイクルを失効させるサプライ・チェーン・コラボレーション文書の名前。	コラボレーション文書の名前を選択します。	なし	コラボレーション文書は、失効に関与しないメジャーが少なくとも1つある文書によってフィルタされます。
文書メジャー	オプション	現在のサイクルを失効させる文書メジャーの名前。	文書メジャーの名前を選択します。	使用可能なメジャーは、選択したコラボレーション文書によって異なります。	文書メジャーは、選択したコラボレーション文書によってフィルタされます。
Customer	オプション	現在のサイクルを期限切れにする顧客の名前。	顧客の名前を選択します。