ABC割当の実行
ABC割当の実行スケジュール済プロセスを使用して、区分レベルのカットオフが変更されていない場合にABC割当を再度実行します。
使用する場合
次の条件で、「ABC割当の実行」プロセスを使用します:
- 「ABC割当の実行」ページ(ABC割当基準)でクラス・レベルのカットオフを定義できます。 このデータはデータベースに保存されます。 「ABC割当の実行」ページで保存および発行すると、「ABC割当の実行」スケジュール済プロセスが自動的に発行され、指定したクラス・レベルのカットオフに基づいてクラスに品目が割り当てられます。
- ABC割当を再度実行する必要があり、区分レベルのカットオフが変更されていない場合は、「スケジュール済プロセス」作業領域に直接移動し、「ABC割当の実行」ジョブを手動で発行できます。 このプロセスでは、以前に定義したクラス・レベルの分割値が使用されます。
必要な権限
- ABC割当の実行(INV_PERFORM_ABC_ASSIGNMENT)
仕様
このスケジュール済プロセスを設定する前に、次の内容を確認してください:
仕様 | 説明 |
---|---|
ジョブ・タイプ | アドホック・ジョブ 予定済 |
頻度 | 必要に応じて |
時間 | 常時 |
期間 | このプロセスの実行時間は、ABC分類セット内のアイテム数によって異なります。 たとえば、ABC分類セットに数千の品目が含まれている場合は、ABC割当の実行プロセスに追加の処理時間が必要になる場合があります。 |
互換性 | プロセスのインスタンスは一度に1つのみである必要があります。 |
パラメータ
パラメータ | オプションまたは必須 | 説明 | パラメータ値 | 特別な組合せが必要 | ノート |
---|---|---|---|---|---|
組織 | 必須 | ABC割当が定義されている組織。 | 在庫組織 | なし | 該当なし |
割当グループ名 | 必須 | プロセスが実行されているアサイメント・グループの名前。 | 割当グループ名 | なし | 該当なし |
トラブルシューティング情報
- 「スケジュール済プロセス」作業領域でプロセスのステータスを表示できます。
- プロセスが発行されると、「スケジュール済プロセス」作業領域で指定されているように、「再発行」、「保留」、「プロセスの取消」および「プロセスのリリース」を実行できます。