全循環棚卸の実行
「全循環棚卸の実行」スケジュール済プロセスを使用して、「棚卸スケジュールの生成」、「棚卸順序の生成」および「循環棚卸リスト・レポートの印刷」スケジュール済プロセスを単一のスケジュール済プロセスで実行します。
このジョブ・セットは、循環棚卸の開始に必要なすべてのプロセスを開始します。
使用する場合
全循環棚卸の実行プロセスを使用して、3つのスケジュール済プロセスで構成されるリクエスト・セットを発行: 棚卸スケジュールの生成、棚卸順序の生成および循環棚卸リスト・レポートの生成。
必要な権限
- 循環棚卸の作成(INV_GENERATE_CYCLE_COUNT_SEQUENCE)
- 循環棚卸の作成(INV_GENERATE_CYCLE_COUNT_SCHEDULES)
仕様
このスケジュール済プロセスを設定する前に、次の内容を確認してください:
仕様 | 説明 |
---|---|
ジョブ・タイプ | アドホック・ジョブ 予定済 |
頻度 | 通常、循環棚卸プロセスを開始します。 スケジュール済循環棚卸の前にプロセスを実行するようにスケジュールすることをお薦めします。 |
時間 | 常時 |
期間 | このプロセスの実行時間は、「棚卸スケジュールの生成」、「棚卸順序の生成」および「循環棚卸リスト・レポートの印刷」プロセスの個別実行によって異なります。 各プロセスのランタイムは、棚卸がスケジュールされているアイテムの数によって異なります。 たとえば、数千の品目に対して作成された棚卸スケジュールは、数百の品目の棚卸スケジュールと比較して処理時間が長くなる可能性があります。 |
互換性 | このプロセスは、棚卸スケジュールの生成、棚卸順序の生成および循環棚卸リスト・レポートの印刷プロセスを個別に実行する代わりに実行できます。 次のスケジュール済循環棚卸の前に全循環棚卸の実行プロセスを非勤務時間にスケジュールすることを検討してください。 たとえば、循環棚卸が金曜日の午前8時に実行されるようにスケジュールされている場合、金曜日の午前3時から4時などの早朝に全循環棚卸の実行プロセスを実行して、棚卸を実行する準備が整います。 |
パラメータ
なし。
トラブルシューティング情報
- 「スケジュール済プロセス」作業領域でプロセスのステータスを表示できます。
- プロセスが発行されると、「スケジュール済プロセス」作業領域で指定されているように、「再発行」、「保留」、「プロセスの取消」および「プロセスのリリース」を実行できます。