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作業オーダー資材有効数量ルールの定義: 作業例

ユーザーは、優先度の高い作業オーダーが製造現場にリリースされたことを確認する生産監督者です。 様々な作業オーダーにどの資材を割り当てるかに基づいて、一連のルールを作成します。 この例では、どの資材を計算し、作業オーダーに割り当てるかに基づいて割当基準を設定する「資材有効数量ルール」タスクの実行方法を示します。

ルールを定義し、製造組織への資材割当を作成する「資材有効数量ルール」タスクを使用する、次のシナリオを考えてみます。

重要な決定事項およびこのシナリオでの対応するタスクの概要を下の表に示します。

検討する決定事項

実行するタスク

優先度に基づいてどのように作業オーダーをソートしますか。

「作業オーダー割当優先度」タブで、様々な作業オーダー属性にルール連番を設定します。

資材割当の計画に使用する作業オーダーと資材をどのように決定しますか。

「包含基準」タブで、作業オーダーと作業オーダー・コンポーネントの包含基準を作成します。

資材有効数量の計算の優先度付けを解除できない特定の作業オーダーをどのように選択しますか。

「強制割当基準」タブで作業オーダー属性を定義することで、割当基準を調整します。このタブでは、強制割当の場合に作業オーダーの資材を割当解除できないことを確認します。

ノート: これらのタスクは任意の順序で実行できます。 1つまたは2つを実行するよう選択することもできます。 このような場合、デフォルトの優先度の順序は、選択したパラメータのみを考慮するアプリケーションによって割り当てられます。

資材有効数量ルール: 作業オーダー割当優先度

  1. 「資材有効数量ルール: 作業オーダー割当優先度」タブで、適用可能なルール連番を持つ次の属性を設定します。

    すべての属性の値と、対応するルール連番を下の表に示します。

    属性

    属性値

    ソート順

    ルール連番

    考慮事項

    品目

    AB1

    該当なし

    10

    品目AB1を使用するすべての作業オーダー工程は、このカテゴリに入ります。 このルール連番は優先度1を取得します。 この品目を使用しない作業オーダーは、定義した他のルール連番の値に基づいて、割当優先度の順序で続きます。

    計画完了日

    該当なし

    昇順

    20

    すべての作業オーダーは、現在日からの計画完了日に基づいて昇順でソートされます。 このルール連番は優先度2を取得します。

    計画開始日

    該当なし

    降順

    30

    すべての作業オーダーは、現在日からの計画開始日に基づいて降順でソートされます。 このルール連番は優先度3を取得します。

    作業オーダー・タイプ

    標準

    該当なし

    40

    すべての標準作業オーダーは、このカテゴリに入ります。 このルール連番は優先度4を取得します。 非標準、再加工または変換の作業オーダーは、定義した他のルール連番の値に基づいて、割当優先度の順序で続きます。

    ノート: 割当連番を定義しない場合、デフォルトの割当優先度の順序が適用されます。 デフォルトの割当連番は、最初に計画完了日、次に計画開始日の、作業オーダーの昇順に基づいています。
  2. 「保存」をクリックし、「包含基準」タブを選択します。

資材有効数量ルール: 包含基準

  1. 「包含基準」タブで、下の表で説明されている次の値を指定します。

    「包含基準」タブの一部のパラメータの値を下の表で指定します。

    パラメータ

    考慮事項

    タイム・スパン

    24

    現在の時間から計算すると24時間で完了する作業オーダーの資材有効数量のみを計画します。

    作業オーダー・ステータス

    リリース済、未リリース

    現在「リリース済」または「未リリース」ステータスの作業オーダー(事前定義済およびユーザー定義を含む)に対してのみ資材有効数量を計画します。

    製造品品目

    はい

    内部で製造されるコンポーネント品目を資材有効数量の計算に含めます。

  2. 「除外済コンポーネント」セクションの「追加」をクリックして、資材有効数量の計算に含めないコンポーネント品目を指定します。

    これらのコンポーネント品目の品目名および品目カテゴリを指定することで、資材有効数量の計算から特定のコンポーネント品目を除外できます。 最終組立品の製造において重要度の低い特定のコンポーネント品目について、または在庫が大量にある品目について、これを行うことができます。

    ノート: 「品目カテゴリ」値リストには、「在庫」作業領域の品目に割り当てられるカタログのすべてのカテゴリが表示されます。
  3. 「保存」をクリックし、「強制割当基準」タブを選択します。

資材有効数量ルール: 強制割当基準

  1. 「強制割当基準」タブの「追加」をクリックして、他の作業オーダーの資材割当の手動調整で優先度が低くなっているものから特定の作業オーダーを除外します。

    たとえば、優先度の高い顧客の販売オーダーに対して作業オーダーWO123が予約されている場合、このタブで顧客名を指定できます。この作業オーダーを履行するために使用される資材が、たとえ割当連番および包含基準に基づいた優先度が高くても、他の作業オーダーに配分されていないことを確認します。

    優先度が低くなっているものから作業オーダーを除外する基準を作成するために指定できる特定の属性値を下の表に示します。

    属性

    属性値

    考慮事項

    顧客

    ABC

    この顧客の販売オーダーに対して予約されたすべての作業オーダーは、資材の手動調整で優先度が低くなっているものから除外されます。

    品目カテゴリ

    サーバー

    資材として指定された品目カテゴリ内の品目を使用するすべての作業オーダーは、資材の手動調整で優先度が低くなっているものから除外されます。

  2. 「保存してクローズ」をクリックします。

    資材有効数量割当の計算に使用される一連のルールが正常に定義されました。