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遅延モードでの製造作業オーダー承認の電子レコードおよび電子署名の取得方法

作業オーダーの作成および作業オーダーの更新について、電子署名を取得して電子レコードを生成する機能を有効化できます。

作業オーダーの電子レコードおよび電子署名プロセスは、作業オーダーがユーザー・インタフェースを介して初めて「リリース済」ステータス(または「リリース済」ステータスに関連付けられたカスタム・ステータス)になると開始されます。

承認プロセスは遅延モードで開始されます。 作業オーダーが「承認待ち」ステータスになると、編集できないことに注意してください。 作業オーダーは表示のみモードになります。

承認フローが完了し、電子レコードが承認されると、作業オーダーは「リリース済」ステータス(またはカスタム・ステータス)になります。 電子レコードが拒否された場合、作業オーダーは元のステータス(未リリース、保留中、またはこれらのステータスに関連付けられたカスタム・ステータス)になります。

製造作業オーダーの電子レコードには、作業オーダーに適用可能な次の情報が含まれています。

  • 作業オーダー・ヘッダーおよび詳細

  • トランザクション品目属性(構成製品の場合)

  • 事前割当済製品ロットおよびシリアル詳細

  • プロジェクト詳細

  • 工程品目、工程出力、工程リソース、工程品目代替、文書など、工程詳細

  • 資材予約

  • 生産例外

  • 添付詳細

電子レコード作業領域の電子レコードは、レポート・タイトルの内容、トランザクション・タイプ、組織、署名日およびステータスといった複数の検索基準を使用して検索および取得できます。 電子レコードはセキュアな文書リポジトリに保存され、変更や削除はできません。 Oracle E-Signatures and E-Recordsには承認済および否認済のレコードがいずれも保存されます。

通知のある遅延承認プロセスを使用して、承認が取得されるまで、作業オーダーは承認待ちステータスで保持されます。 承認の結果に応じて、作業オーダーは「承認済」ステータスで保存されるか、前のステータスにロールバックされます。 ステータス変更履歴では、「承認待ち」ステータスに関する変更が取得されます。

遅延モードで製造作業オーダー・リリースの電子レコードおよび電子署名を取得する場合の考慮事項を次に示します。

  • 作業方法に基づいて様々な承認ルールを構成できます。
  • システム・ステータス「リリース済」に関連付けられたユーザー定義ステータスに最初に変更されたときに、承認のために作業オーダーを発行できます。
  • UI、ファイル・ベース・データ・インポート(FBDI)またはRESTを介して、承認待ちステータスの作業オーダーを更新できません。 承認プロセスが承認済または否認済として完了するのを待ってから、さらに変更を加える必要があります。
  • 組織で電子レコードおよび電子署名が使用可能になっている場合、UIを使用して「リリース済」ステータスの作業オーダーを作成することはできません。 ただし、FBDIおよびRESTを介して「リリース済」ステータスの作業オーダーを作成できます。
  • 以前に電子レコードおよび電子署名承認のためにリリースされた作業オーダーは、再度送信できません。 かわりに、監査証跡を有効にして作業オーダーの変更を追跡できます。
  • 電子レコードおよび電子署名が使用可能になっている場合、単一の処理で作業オーダーをリリースおよびピックできません。 かわりに、資材をピックする前に、作業オーダーをリリースし、承認のために送信できます。
  • FBDI、REST、「資材有効数量割当」ページおよび「生産例外の編集」ページを使用して、電子レコードおよび電子シグネチャ承認の作業オーダーをリリースすることはできません。

  • 承認待ちステータスの作業オーダーに対し、資材予約の変更を禁止できません。 ただし、電子レコードおよび電子署名の承認プロセスを開始する前に、影響を受ける作業オーダーに対して在庫の資材予約変更を実装する必要がある場合、手動で調整できます。
  • 特定の条件に基づいて電子署名承認の抑制を構成することはできません。 ただし、承認ルールに基づいて自動かつ条件付きの承認を構成できます。
ノート: 電子署名の取得および電子レコードの生成の詳細は、『Oracle SCM Cloud E-Signatures and E-Recordsの使用』ガイドを参照してください。