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インタフェースから作業オーダー・レコードをパージする方法

Rest、FBDIまたはUIを介して実行される作業オーダー・トランザクション、工程トランザクション、資材およびリソース・トランザクション、オーダーなしトランザクション、出力トランザクションなどのOracle Manufacturing実行トランザクションは、バッチおよびインタフェース・レコードを介して実行されます。

トランザクションの完了後、結果ステータスに応じて、バッチおよびインタフェース・レコードが保持される場合があります。 一定期間にわたって、このようなレコードが大量に蓄積された場合は、「インタフェースからのレコードのパージ」ジョブをスケジュールしてそれらを削除できます。

ADFDI内で、削除するヘッダーまたは詳細インタフェース・レコードをマークして、レコードを削除します。 その後、レコードが表から削除されます。 ADFDIからインタフェース・バッチ・レコードを削除するには、パージ・プログラムを実行する必要があります。 パージ・プログラムを実行すると、インタフェース・ヘッダーおよび詳細レコードがないインタフェース・バッチ・レコードがチェックされて削除されます。 ヘッダー・レコードが削除されると、そのヘッダーのすべての詳細レコードが自動的に削除されます。

SOAPサービスには、マイルストン・レポートのために契約製造業者が使用することが想定された資材および工程トランザクションのインポート、またはManufacturing Execution System (MES)でレポートされたトランザクションをManufacturingにインポートする必要がある場合の資材および工程トランザクションのインポートが含まれることがあります。 エラー・レコードを訂正して再送信する方法がなかったため、作業オーダー、資材、リソースおよび工程トランザクション・インタフェース表からこのようなレコードを削除するためにパージ・プログラムが導入されました。

次の表では、「インタフェースからのレコードのパージ」予定済プロセスを使用してトランザクションを管理する方法について説明します。

エンティティ	ユーザー・インタフェース	REST	FBDI	エラー訂正および送信
作業オーダー (作成や更新などのショップ型およびプロセス作業オーダー処理を含むすべての作業オーダー・タイプの場合)	データは本番表に直接挿入されます。 インタフェース表はありません。 そのため、レコードがインタフェースでスタックする可能性はありません。 パージ処理は適用されません。	データは本番表に直接挿入されます。 インタフェース表はありません。 そのため、レコードがインタフェースでスタックする可能性はありません。 パージ処理は適用されません。	インタフェース表が処理に使用されます。 インポート・プロセス中に、データはインタフェース表に移入されてから、本番表に挿入されます。 バッチには、複数のヘッダー・インタフェース・レコードが含まれている場合があります。 各ヘッダー・インターフェイス・レコードには、複数の詳細インターフェイス・レコードがある場合があります。 ヘッダー・インタフェース・レコードとその詳細インタフェース・レコードが正常に処理されると、それらが削除されます。 ヘッダー・インタフェース・レコードとその詳細インタフェース・レコードが正常に処理されないと、すべてが完了エラーのステータスでマークされて削除されません。 バッチのすべてのヘッダー・インタフェースおよび詳細インタフェース・レコードが正常に処理されると、バッチ・レコードが削除されます。	インタフェース表が処理に使用されます。 ADFdi訂正シートを使用してエラー・レコードを訂正し、ヘッダーおよび子レコードを削除します。 ヘッダーが削除されると、すべての詳細タイプ・レコードに対してカスケード削除が実行されます。 バッチ・レベルの削除はサポートされていません。 バッチのヘッダーおよび詳細レコードがない場合は、パージ・プログラムを使用してバッチ・レコードを削除できます。 レコードがインタフェース表でスタックしないようにしてください。 アップロードにバッチと詳細が含まれているがヘッダーが含まれていない場合、インポートの実行時にバッチがエラーとして更新されます。 詳細レコードは準備完了ステータスのままです。 ヘッダーが存在しないため、ADFdiに詳細が表示されず、詳細を削除できません。 詳細が存在するため、バッチのパージを実行できません。 ユーザーはそれらに対して何も実行できません。
作業オーダー工程トランザクション	UIから作成された、COMPLETED_ERRORS、COMPLETED_WARNINGS、GENEALOGY_COMPLETEDのステータスのインタフェース・レコードはパージされます。 IN_PROCESSレコードは30分のタイムアウト後にパージされます。	30分後にタイムアウトしたIN_PROCESSステータスのバッチ・レコードおよびインタフェース・レコードはパージされます。 COMPLETED_ERRORS、COMPLETED_WARNINGSステータスのバッチ・レコードおよびインタフェース・レコードはパージされます。 COMPLETEDステータスのバッチ・レコードはパージされ、インタフェース・レコードは系図APIによって削除されます。 GENEALOGY_COMPLETEDのバッチ・レコードおよびインタフェース・レコードはパージされます。 孤立したバッチ・レコードはどのステータスでもパージされます。	COMPLETEDステータスのバッチ・レコードはパージされ、インタフェース・レコードは系図APIによって削除されます。 GENEALOGY_COMPLETEDステータスのバッチ・レコードおよびインタフェース・レコードはパージされます。 COMPLETED_WARNINGSステータスのバッチ・レコードおよびインタフェース・レコードはパージされます。	FBDIからのCOMPLETED_ERRORSは、エラー訂正のために残されます。 ADFdi訂正シートを使用してエラー・レコードを訂正し、ヘッダーおよび子レコードを削除します。 ヘッダーが削除されると、すべての詳細タイプ・レコードに対してカスケード削除が実行されます。 バッチ・レベルの削除はサポートされていません。
作業オーダー資材トランザクション	UIから作成された、COMPLETED_ERRORS、COMPLETED_WARNINGS、GENEALOGY_COMPLETEDのステータスのインタフェース・レコードはパージされます。 IN_PROCESSレコードは30分のタイムアウト後にパージされます。	30分後にタイムアウトしたIN_PROCESSステータスのバッチ・レコードおよびインタフェース・レコードはパージされます。 COMPLETED_ERRORS、COMPLETED_WARNINGSステータスのバッチ・レコードおよびインタフェース・レコードはパージされます。 COMPLETEDステータスのバッチ・レコードはパージされ、インタフェース・レコードは系図APIによって削除されます。 GENEALOGY_COMPLETEDのバッチ・レコードおよびインタフェース・レコードはパージされます。 孤立したバッチ・レコードはどのステータスでもパージされます。	COMPLETEDステータスのバッチ・レコードはパージされ、インタフェース・レコードは系図APIによって削除されます。 GENEALOGY_COMPLETEDステータスのバッチ・レコードおよびインタフェース・レコードはパージされます。 COMPLETED_WARNINGSステータスのバッチ・レコードおよびインタフェース・レコードはパージされます。	COMPLETED_ERRORSステータスのバッチ・レコードおよびインタフェース・レコードはパージされず、エラー訂正のために残されます。 ADFdi訂正シートを使用してエラー・レコードを訂正し、ヘッダーおよび子レコードを削除します。 ヘッダーが削除されると、すべての詳細タイプ・レコードに対してカスケード削除が実行されます。 バッチ・レベルの削除はサポートされていません。
出力トランザクション	処理にインタフェース表が使用されます。 パージにより、30分後にスタック(IN_PROCESS)レコードが削除されます。	処理にインタフェース表が使用されます。 パージにより、30分後にスタック(IN_PROCESS)レコードが削除されます。 パージでは、成功したレコードおよびエラー・レコードも削除されます。	インタフェース表が処理に使用されます。 インポート・プロセス中に、インタフェース表にデータが移入され、本番表に挿入されます。 ヘッダーが正常に処理されると、ヘッダーおよび詳細レコードは削除されます。 すべてのヘッダーが正常に処理されると、バッチが削除されます。 エラーが見つかった場合、すべてのインタフェース・レコードは完了エラーとしてマークされ、削除されません。	ADFdi訂正シートを使用してエラー・レコードを訂正し、ヘッダーおよび子レコードを削除します。 ヘッダーが削除されると、すべての詳細タイプ・レコードに対してカスケード削除が実行されます。
オーダーなしトランザクション	インタフェース表が処理に使用されます。 パージにより、30分後にスタック(IN_PROCESS)レコードが削除されます。 オーダーなしトランザクション中に、レコードはWIE_WORK_ORDERS_Bにも挿入されます。 WIE_WORK_ORDERS_Bの失効レコードは、ESSジョブによってパージされません。	インタフェース表が処理に使用されます。 パージにより、30分後にスタック(IN_PROCESS)レコードが削除されます。 パージでは、成功したレコードおよびエラー・レコードも削除されます。	インタフェース表が処理に使用されます。 インポート・プロセス中に、インタフェース表にデータが移入され、本番表に挿入されます。 ヘッダーが正常に処理されると、ヘッダーおよび詳細レコードは削除されます。 すべてのヘッダーが正常に処理されると、バッチが削除されます。 エラーが見つかった場合、すべてのインタフェース・レコードは完了エラーとしてマークされ、削除されません。	ADFdi訂正シートを使用してエラー・レコードを訂正し、ヘッダーおよび子レコードを削除します。 ヘッダーが削除されると、すべての詳細タイプ・レコードに対してカスケード削除が実行されます。
作業オーダー・リソース・トランザクション	UIから作成された、COMPLETED_ERRORS、COMPLETED_WARNINGS、GENEALOGY_COMPLETEDのステータスのインタフェース・レコードはパージされます。 IN_PROCESSレコードは30分のタイムアウト後にパージされます。	30分後にタイムアウトしたIN_PROCESSステータスのバッチ・レコードおよびインタフェース・レコードはパージされます。 COMPLETED_ERRORS、COMPLETED_WARNINGSステータスのバッチ・レコードおよびインタフェース・レコードはパージされます。 COMPLETEDステータスのバッチ・レコードはパージされます。 孤立したバッチ・レコードはどのステータスでもパージされます。	COMPLETEDステータスのバッチ・レコードおよびインタフェース・レコードはパージされます。	COMPLETED_ERRORSステータスのバッチ・レコードおよびインタフェース・レコードはパージされず、エラー訂正のために残されます。

ノート: 「インタフェースからのレコードのパージ」スケジュール済プロセスを使用すると、すべてのインタフェース・レコードをパージして、未処理のインタフェース・レコードもパージできます。 ただし、まだ系図にインタフェースされていないインタフェース・レコードはパージされません。