作業オーダーの同期方法

Oracle Fusion Cloud IoT Intelligent Applicationsの一部であるOracle Production Monitoringとの統合を設定すると、作業オーダーがプッシュ・メカニズムを使用してリアルタイムで同期されます。この同期化により、Oracle Fusion Cloud Manufacturingにおける最新情報をProduction Monitoringでリアルタイムに利用できるようになります。

作業オーダーを同期する前に、機材リソース、労務リソースおよびリソース・インスタンスをProduction Monitoringに同期する必要があります。作業オーダーの同期化の一環として、これらのエンティティが同期されます。

製品
作業オーダー・ヘッダー

作業オーダー工程
作業オーダー工程出力
作業オーダー工程リソース
作業オーダー工程リソース・インスタンス

作業オーダー同期化プロセスの一環として、製品品目が最初に同期されます。

作業オーダーを作成または更新すると、作業オーダー番号、予測生産数量、ステータス、日付などのヘッダー情報がProduction Monitoringで同期されます。

作業工程を作成、更新または削除すると、対応する工程情報がProduction Monitoringで同期されます。

工程出力を作成、更新または削除すると、対応する副製品および副産物情報がProduction Monitoringで同期されます。

作業工程リソースを作成、更新または削除すると、対応するリソース情報がProduction Monitoringで同期されます。

作業工程リソース・インスタンスを割り当てるか削除すると、対応する変更がProduction Monitoringで同期されます。

作業オーダー情報とリソース・インスタンス割当が同期されると、Production Monitoringでは、マシンに接続されているセンサー・データを使用して、工程完了トランザクションを自動的にレポートできます。