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スプレッドシートでの作業定義の管理方法

Oracle Application Development Framework Desktop Integration (ADFdi)により、サードパーティのデスクトップ生産性アプリケーションをOracle Webアプリケーションと組み合せて使用できます。 したがって、Microsoft ExcelなどのプログラムをOracle Webアプリケーション・データにアクセスするためのインタフェースとして使用できます。

ノート: スプレッドシートでの作業定義の管理は、現在はショップ型製造でのみサポートされています。

ナビゲータ「ツール」で、「デスクトップ統合インストーラのダウンロード」を選択して、デスクトップ統合インストーラをダウンロードします。 インストール後、作業定義の概要ページの「タスク」ペインで、「スプレッドシートでの作業定義の管理」リンクをクリックして、ワークシートをダウンロードします。 その後、ログインし、作業を開始できます。

ADFdiを使用して、作業定義とその工程、品目およびリソースを一括作成および一括更新できます。 「作業定義および工程」、「標準組立品の工程品目」、「ATOモデルの工程品目」、「工程品目 - マルチレベルATO」および「工程リソース」を表す5つのワークシートがあります。 各スプレッドシートで、使用可能な検索基準に基づいて作業定義詳細を検索できます。 データを更新する場合は、検索結果表内のデータを上書きできます。 更新後、更新された各行の「変更済」列にアイコンが表示されます。 読取り専用フィールドのセルはアップロード・プロセスには含まれません。 変更をOracle Fusionアプリケーションと同期する準備が完了したら、「アップロード」ボタンを押します。 アップロード後、データ検証エラーが表示されます。 アップロードされる各行の成功または失敗は、「行ステータス」列に反映されます。

ノート: 「ATOモデルの工程品目」ワークシートの属性「基準」、「数量」、「逆数量」、「単位」、「歩留」、「オプション」および「プランニング率」は、Product Information Managementから参照され、読取り専用です。

作成中、製品および作業定義の詳細を指定した後に、工程の順序を定義する必要があります。 工程と、各工程で使用されるコンポーネントおよびリソースとの間の関連付けは個別に作成する必要があります。 更新中、属性のいずれかを更新する前に、まず、作業定義、工程、工程品目または工程リソースを検索する必要があります。 パラメータのいずれにも値を指定しないで無チェック・レポートを実行しないでください。

製造エンジニアはApplication Development Framework Desktop Integration (ADFdi)の工程品目 - ATOモデル・スプレッドシートを使用して、品目を工程に割り当てられるようモデル構造の最初のレベルが可視化されたオーダー組立(ATO)モデルの作業定義をアップロードおよびダウンロードできます。マルチレベル・オーダー組立(ATO)モデル作業定義の工程品目割当を作成するには、スプレッドシートの工程品目 - マルチレベルATOタブが別個にあります。

このスプレッドシート・タブを使用すると、次のことを実行できます。

  • コンポーネントから最上位親品目までの階層を含む、オプションのクラスおよびファントム構造のすべてのレベルを表示します。

  • ATOモデル作業定義に対する工程品目の割当を作成し、ユーザー・インタフェースの場合と同じように柔軟に品目を工程に割り当てることができます。

  • 子ATOモデルやオプション・クラス、オプション、ファントム、必須コンポーネントといった品目構成の任意のレベルから、品目を作業定義工程に割り当てます。 たとえば、オプションといった低レベル・コンポーネントは、オプション・クラスといった親の割当に基づいて工程割当を継承できます。

  • 特定の資材を使用するATOモデル作業定義および工程を検索し、異なるオプション・クラスで表示されるオプションを置換するといった一括更新を実行します。

  • ADFdiスプレッドシートを使用してATOモデル作業定義の展開レベルを作成および更新することにより、より正確なデータ設定が可能となり、オーダー構成(CTO)ビジネス・プロセスにより作成された製品構成の作業定義の変更管理がより簡単になります。

コンポーネントを別の工程に割り当てるには、次の手順に従います。

  1. 工程品目 - マルチレベルATOワークシートの組織およびATOモデルに基づいて問い合せます。

  2. コンポーネントを割り当てる前に、コンポーネント階層およびレベルを他の詳細とともにレビューします。

  3. コンポーネント割当が完了したら、組織およびATOモデルに基づいて再度問い合せて、すべてのコンポーネントの割当ステータスを確認します。

ヒント: 選択したオプションおよびトランザクション品目属性(TIA)に基づく工程適用ルールはユーザー・インタフェースでのみ定義できます。

2つの組織に同じ作業領域、リソース、ワーク・センター、および標準工程が定義されている場合は、ADFdiを使用して、一方の組織から他方の組織へ作業定義をコピーすることができます。 「作業定義および工程」ワークシートで、作業定義ヘッダーと工程を作成します。 作業定義のコピー元となる組織のすべての詳細をコピーして、それを同じワークシートに貼り付けてください。 必要に応じて日付を修正し、組織を、コピーした作業定義を必要とする組織に変更します。 最後にすべての詳細をアップロードします。

注意: 標準品目とオーダー組立(ATO)モデルの作業定義は、ADFdiでサポートされています。 ただし、ユーザー・インタフェースまたはADFdiで構成品目作業定義の作成、クエリ、または更新を行うことはできません。 また、ADFdiを使用して「再加工」および「変換」作業定義を作成することもできません。
ノート: ADFdiを使用して、作業定義内の付加フレックスフィールド詳細をアップロード、問合せまたは更新できます。 ただし、ADFdiを使用して作業定義内の付加フレックスフィールドをアップロードまたは更新している間は、データ・タイプの検証だけが行われます。

ショップ型製造作業定義の工程品目を作成または更新するときに、「検索番号」列および「提示工程連番」列が次のワークシートに追加されました:

  • 工程品目 - 標準
  • 工程品目 - ATOモデル
  • 工程品目 - マルチレベルATO

ADFdiを使用して、品目構成で複数回繰り返されるコンポーネントを作業定義操作に割り当てるには、検索を実行してから、検索結果で返される一意の検索番号で品目を割り当てる必要があります。 提示された工程連番が正確である場合は、提示された工程連番を工程連番フィールドにコピーするか、品目の正しい工程連番を入力できます。

ADFdi機能には次のような利点があります。

  • Manufacturingアプリケーションでホストしている作業定義データをスプレッドシートにダウンロードすると、アプリケーションから切断された状態でもデータを変更できます。

  • スプレッドシートを使用すると、データの一括エントリや一括更新を簡単に実行できます。

  • マクロや計算などのMicrosoft Excelの機能を使用できます。