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ユーザー・インタフェースでの作業定義の管理方法

「作業定義」作業領域の「作業定義の管理」ページは、新規作業定義の作成、および既存の作業定義の管理を行うための開始点として使用できます。 保存済検索を作成し、デフォルトとして設定することで、主要な作業定義を自動的に表示できます。 「検索結果」リージョンでは、検索基準に一致する作業定義を表示します。

作業定義の検索

基本検索または拡張検索を使用して、「作業定義の管理」ページで既存の作業定義を検索できます。 拡張検索により、「次と等しい」以外の検索演算子を使用したり、その他の検索フィールドを追加できます。 検索基準を保存するオプションがあり、「保存済検索」リストに表示されます。

作業定義の作成

新規作業定義を作成したり、既存の作業定義をコピーできます。

ショップ型作業定義をコピーする理由は、次のとおりです。

  • 同じ製造プロセスを定義して、異なる製品を製造する場合

  • 同じ製品を製造する代替品目構成のために、同じ製造プロセスを定義する場合(製品は同じだが、構成名が異なる

  • 同じ製品を製造する代替製造プロセスを定義する場合(製品と構成名は同じだが、作業定義名が異なる

プロセス作業定義をコピーする理由は、次のとおりです。

  • 異なるバッチ数量に対して同じプライマリ出力を行うように、同じ製造プロセスを定義するため

  • 資材および他の製品または副産物にバリエーションがある別のプライマリ出力を作成するために、同じまたは同様の製造プロセスを定義するため

作業定義の編集

検索結果表の作業定義名のリンクをクリックして作業定義の詳細ページに移動し、作業定義を編集できます。 作業定義ヘッダー、工程、工程出力(プロセス製造に適用可能)、工程品目および工程リソースのいくつかの属性を更新できます。

ノート: REST APIを使用して作業定義を問い合せ、作成および更新できます。

作業定義の削除

誤って作成した作業定義を削除できます。 「作業定義の管理」ページを使用して、手動または自動の作業定義を削除できます。 これにより、1つの品目のすべてのバージョンの作業定義名が削除されます。 作業オーダーによって参照される作業定義や公開済の原価シナリオで使用されている作業定義は削除できません。 作業定義を削除すると、プランニング、作業実行および原価計算からその表示が削除されます。

ノート: 現在、作業定義の削除はユーザー・インタフェースを使用した場合にのみサポートされており、ADFdi、FBDIまたはRESTでは削除できません。

作業定義の非アクティブ化

作業定義を廃止するメカニズムとして、作業定義を非アクティブ化できます。 たとえば、作業定義が表す製造プロセスが有効でなくなった場合は、その作業定義を非アクティブ化する必要があります。 ファイルベースのデータ・インポートまたはRESTサービスを使用して、「作業定義の管理」ページで特定の作業定義を非アクティブ化できます。

作業定義を非アクティブ化すると、作業定義のすべてのバージョンが非アクティブ化され、すぐに非アクティブになります。 作業定義の最終バージョンの終了日はNULLのままです。 作業定義ステータスが「アクティブ」から「非アクティブ」に変わります。 非アクティブ日には、作業定義を非アクティブ化したシステム日付、または作業定義のインポート予定済プロセスが完了したシステム日付が移入されます。 作業定義バージョンの終了日および非アクティブ日を含む非アクティブな作業定義は更新できません。

非アクティブな作業定義を検索して表示し、非アクティブな作業定義をコピーして新しい作業定義を作成できます。 ただし、非アクティブな作業定義は、消費アプリケーションが使用することはできません。 製造で非アクティブな作業定義を使用して作業オーダーを作成することはできません。 ただし、非アクティブな作業定義を使用する既存の作業オーダーは続行できます。 プランニングでは、非アクティブな作業定義を使用して計画オーダーを作成しません。 原価シナリオの有効日が非アクティブ日より後である場合、原価計算では原価積上に非アクティブ作業定義を使用しません。 既存の非公開原価シナリオで使用されていた作業定義が非アクティブ化された場合は、原価シナリオのステータスが更新され、原価積上を再実行する必要があることがユーザーに示されます。

作業定義管理トランザクションの電子署名が有効になっている場合は、承認済の作業定義のみを非アクティブ化できます。 作業定義を非アクティブ化すると、承認プロセスが開始され、作業定義ステータスが「非アクティブ化待ち」に更新されます。 最後の必須承認者が承認すると、作業定義ステータスは「非アクティブ」になります。 非アクティブ日は、最後の必須承認者の承認日です。

作業定義の再アクティブ化

作業定義を再アクティブ化して、作業オーダーの作成、サプライ・チェーン・プランニングおよび原価計算で再度使用可能にできます。 「作業定義の管理」ページから特定の作業定義を再アクティブ化できます。 処理をUPDATEとして指定し、作業定義ステータスをアクティブとして指定することによって、ファイルベースのデータ・インポート(FBDI)またはRESTサービスを使用して非アクティブな作業定義を再アクティブ化することもできます。

作業定義を再アクティブ化すると、非アクティブな作業定義のすべてのバージョンが再アクティブ化されます。 作業定義ステータスが「非アクティブ」から「アクティブ」に更新され、「非アクティブ日」の日付が消去されます。 非アクティブ日の日付は更新できません。

特定の品目について、再アクティブ化される作業定義の生産優先度または原価計算優先度(あるいはその両方)がアクティブな作業定義と同じである場合、再アクティブ化される作業定義には、次に高い生産優先度または原価計算優先度(あるいはその両方)が自動的に割り当てられます。 たとえば、最初に品目の作業定義が「生産」であったとします。 それを非アクティブ化し、置換するために作業定義「メイン」を作成しました。 その結果、「生産」と「メイン」の両方の生産優先度が1になります。 生産優先度は一意である必要があるため、作業定義「生産」を再アクティブ化すると、生産優先度が1から2に自動的に更新されます。

作業定義管理トランザクションの電子署名が有効な場合、作業定義を再アクティブ化すると承認プロセスが開始され、作業定義ステータスが「非アクティブ」から「再アクティブ化待ち」に更新されます。 承認されると、作業定義ステータスが「アクティブ」に更新され、「非アクティブ日」の日付が消去されます。 否認された場合、作業定義ステータスは「非アクティブ」に戻ります。 生産優先度または原価計算優先度(あるいはその両方)が自動的に更新された場合、更新された優先度が電子レコードに反映されます。
ノート: 作業定義の非アクティブ化と再アクティブ化の間に発生する品目構成の変更は、「作業定義への品目構成変更の処理」スケジュール済プロセスを使用するかわりに、影響を受ける作業定義に手動で同期する必要があります。 スケジュール済プロセスでは、品目構成変更は非アクティブな作業定義と同期されません。