作業オーダーの更新方法

「作業オーダーの編集」ページを使用すると、ユーザー・インタフェースで作業オーダーを更新できます。また、一括処理を使用すると、複数の作業オーダーを更新できます。作業オーダーを表示または更新するには、次の権限が必要です。

作業オーダーの表示: 作業オーダー詳細の問合せおよび表示を有効にします。
作業オーダー・ヘッダーの管理: 作業オーダーの作成と作業オーダー・ヘッダーおよび一般情報の更新(作業オーダーをクローズするためのステータスの更新を除く)を有効にします。
作業オーダー工程の管理: 作業オーダー工程およびそのエンティティの追加および更新を許可します。
作業オーダー・ロットの管理: 作業オーダー出力品目へのロットの事前割当を許可します。
作業オーダー・シリアルの管理: 作業オーダー・シリアルおよび関連処理の入力を許可します。

作業オーダーは、そのライフサイクルの途中で、ステータスを遷移させるためにユーザーまたはアプリケーションによって更新されます。特定の例外を除き、任意のステータスの作業オーダーの属性を更新できます。「作業オーダー番号」、「製品」、予約詳細などの特定の属性は、作業オーダーが作成された後に更新することはできません。「作業オーダーの編集」ページには、次のタブが示されています。

一般情報: 製品、作業定義、作業オーダー・ステータス、添付などの作業オーダー・ヘッダー・レベルの情報。
工程: 工程名、ワーク・センター、コンポーネントおよびリソース所要量などの作業オーダー工程の情報。
ロット番号: 作業定義で事前割当済ロットが使用可能になっている場合、ロット番号、親ロット番号およびロット失効日が作業オーダー出力に対して指定されます。
シリアル番号: シリアル追跡製造のために作業オーダーに関連付けられている製品シリアル番号。
予約: 1つ以上の需要のソースに対して予約されている作業オーダーからの供給。
履歴: ステータス、日付および数量などの作業オーダー実行履歴。

特定の検証に基づいて「一般情報」タブで作業オーダーのリリース日を更新できます。作業オーダーを「未リリース」または「保留中」ステータスから「リリース済」ステータスに変更すると、リリース日には現在のアプリケーション日付がデフォルトで設定されます。これは以前の日付に更新できます。また、リリース日を将来の日付に変更することもできません。「履歴」タブの作業オーダーのリリース日が、それに応じて更新されます。作業オーダーを「リリース済」ステータスから「保留中」、「完了」、「クローズ済」または「取消済」ステータスに変更した場合は、リリース日を変更できません。

特定の検証に基づいて「一般情報」タブで作業オーダーのクローズ日を更新できます。作業オーダーを任意のステータスから「クローズ済」ステータスに変更すると、クローズ日には現在のアプリケーション日付がデフォルトで設定されます。これは以前の日付に更新できますが、最終トランザクション日以降の日付にする必要があります。また、クローズ日を将来の日付に変更することもできません。「履歴」タブの作業オーダーのクローズ日が、それに応じて更新されます。

特定の検証に基づいて、「ロット番号」タブで作業オーダー製品のロット番号を関連付けるか、関連付けを解除できます。

	「ロット番号」タブで実行できる操作	「ロット番号」タブで実行できない操作
ショップ型作業オーダー	「ロットの生成」処理を使用するか、値リストからロットを選択するか、ロットを手動で入力するか、工場パラメータに基づいて作業オーダー番号をロット番号としてデフォルト設定して、ロット番号を関連付けることができます。親ロット番号を生成するか、子ロット管理の品目設定に応じて値を手動で入力できます。品目ロット失効管理が「ユーザー定義失効日」として設定されている場合は、ロット失効日を取得することもできます。	事前割当済ロットは、そのロット番号で実行されたトランザクションがある場合は関連付けを解除できません。
プロセス作業オーダー	「ロットの生成」処理を使用するか、値リストからロットを選択するか、ロットを手動で入力するか、工場パラメータに基づいて作業オーダー番号をロット番号としてデフォルト設定して、ロット番号を関連付けることができます。親ロット番号を生成するか、子ロット管理の品目設定に応じて値を手動で入力できます。品目ロット失効管理が「ユーザー定義失効日」として設定されている場合は、ロット失効日を取得することもできます。	事前割当済ロットは、そのロット番号で実行されたトランザクションがある場合は関連付けを解除できません。ロット番号を事前割当しない製品完了トランザクションがある場合は、各製品または副産物にロット番号を事前割当できません。