タスク設定データの比較
ベスト・プラクティスとして、タスクのエクスポートされた設定データを環境にインポートする前に比較できます。
たとえば、テスト環境で設定データになんらかの変更を加え、エクスポートしたとします。 次に、同じデータを本番環境にインポートします。 ただし、インポートする前に、テスト環境のエクスポートされたデータを既存の本番データまたは別の構成パッケージと比較できます。 インポート後に本番環境の設定データがどのように変化するかをプレビューできます。
CSVファイルのオファリング設定データを比較するには、インポート機能設定ユーザーのエクスポート・ロール(ORA_ASM_FUNCTIONAL_SETUPS_USER_ABSTRACT)と、設定データを入力および変更するためのタスク固有の権限を持つロールが必要です。 オファリングの設定データを処理する場合は、適切なアプリケーション管理者ロールも必要になる場合があります。
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本番環境で、「設定および保守」作業領域に移動します。
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オファリングで、設定データを比較する設定タスクにナビゲートします。
ヒント: タスクが表示されない場合、 をクリックします。 「処理」列が表示されない場合は、 をクリックして有効にします。 -
タスクを選択し、 をクリックします。設定データの比較プロセスが開始されます。
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「設定データの比較」ページで、構成1について、「CSVファイル・パッケージ」リストをクリックして「新規アップロード」を選択します。
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「設定データのアップロード」ページで、エクスポートしたタスク設定データが含まれているCSVファイル・パッケージを参照して選択し、「オープン」をクリックします。
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「CSVファイル・パッケージ詳細」セクションで、詳細を確認し、エクスポートされた正しいファイルが選択されていることを確認します。 正しくない場合は、「更新」をクリックし、正しいファイルを参照して選択します。
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構成2については、オプション「この環境内のデータ」がデフォルトで選択され、環境内の既存のデータと比較されます。 ただし、別の構成パッケージと比較する場合は、「ソース」をクリックし、別の構成パッケージ・ファイルをアップロードします。
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「プロセス名」フィールドに名前を入力します。
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「送信」をクリックします。 比較プロセスが開始されます。
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プロセスの完了後に比較要約をレビューするには、 に移動し、発行したプロセスをクリックします。最新のプロセスがリストの最上部に表示されます。 比較プロセス結果ページに詳細が表示されます。
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各セクションで詳細をレビューします。 CSVファイル・パッケージおよび本番環境の詳細は、結果を比較できるように別個に表示されます。
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内容を調べて、相違がある場合は確認します。
ノート: 構成1はCSVファイル・パッケージの内容、構成2は本番環境のデータを表します。 比較結果の詳細は、「設定データ比較結果」のトピックを参照してください。 -
関連する列の値をクリックします。 差異の詳細がリストされたスプレッドシートが表示されます。
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リストされているエントリをスクロールして詳細を確認します。 インポートの前にデータを修正する必要がある場合は、比較用に選択したエクスポート・ファイルに変更が含まれていることを確認してください。
ノート: CSVファイルをインポートしても、本番環境のデータ・レコードが削除されることはありません。 したがって、本番データから何かを削除する場合は、特定のレコードを手動で削除する必要があります。 -
比較結果に問題がなく、CSVファイル・パッケージおよび本番環境で必要な変更を行ったら、CSVファイル・パッケージをインポートします。