オフライン設定の構成
オフライン・データ同期が自動か手動かなど、Oracle CX Sales Mobileのオフライン設定を構成できます。 オフラインで使用可能な営業オブジェクトのレコードを選択することもできます。
一般的なオフライン設定を構成するには、アプリケーション・コンポーザの「モバイル・アプリケーション設定」ページに移動し、「設定」をクリックします。 設定できるオプションは次のとおりです:
- オフライン・モード使用可能: オフライン・モードを有効または無効にします。
- オフライン作成および編集使用可能: オフラインでのデータの作成および編集を有効または無効にします。
- 自動同期: ネットワーク接続が検出されたときに、CX Sales MobileからSales webアプリケーションにオフライン更新を自動的に同期するかどうかを指定できます。
- 遅延作成および編集の無効化: アプリケーションでトランザクションを非同期的に作成および編集するかどうかを指定できます。 この設定が無効になっている場合、トランザクションはアプリケーションからOracle Cloudに非同期的に同期されます。
- 手動同期: 手動同期でCX Sales MobileからSales webアプリケーションに更新し、CX Sales Mobileに戻る(双方向同期)か、CX Sales MobileからWebアプリケーションに戻る(一方向同期)かを指定できます。
- 最大再試行回数: CX Sales Mobileがオフライン更新をSales webアプリケーションに適用しようとする最大回数を指定できます。
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オンライン・データ・フェッチ・ポリシー: ネットワーク接続がある場合に表示するデータ(ローカル、リモート、またはその両方)を定義します。 オプションは次のとおりです。
- ローカル: 電話に保存されているデータのみを表示します。
- リモート: サーバーからのデータのみを表示します。
- 両方: ローカル・データを主に表示し、変更したリモート・データをバックグラウンドで問い合せます。 その後は、ローカル・データではなく、変更されたデータが表示されます。
- キャッシュの自動クリア: データがユーザーの電話に格納される最大期間を定義します。この期間を超過すると、データは電話から削除されます。
オフラインで使用可能なデータを構成することもできます。 デフォルトでは、ユーザーがオンラインのときにアプリケーションで表示できるすべてのデータは、オフラインで使用するためにダウンロードされます。
管理者は、このデータに加えて、標準およびカスタムの販売オブジェクトに対して自動フェッチ機能を有効にすることもできます。 この機能では、機能が有効になっているオブジェクトごとに、レコードのサブセット(関連する子レコードを含む)がダウンロードされます。 アプリケーションでは、データ・サブセットの基準として、自動フェッチ対応オブジェクトのデフォルトの保存済検索が使用されます。
ノート: :自動フェッチでは、標準オブジェクトである子レコードのみがダウンロードされます。 カスタム・オブジェクトである子レコードはダウンロードされません。
オブジェクトについて自動フェッチ機能を有効にする方法は次のとおりです。
- 営業管理者ロールを持つユーザーとして営業アプリケーションにサインインします。
- アプリケーション・コンポーザを含む公開可能なサンドボックスを作成します。
- 「ナビゲータ」メニューの「構成」カテゴリで「アプリケーション・コンポーザ」を選択して、アプリケーション・コンポーザを開きます。
- アプリケーション・コンポーザの「共通」設定メニューまたは「概要」ページで、「モバイル・アプリケーション設定」をクリックします。
- 「アプリケーション機能」メニュー内の「ホーム」をクリックします。
- モバイル・インタフェース・デザイナで、自動フェッチを有効にするオブジェクトをクリックします。
- 「機能詳細」セクションで、自動フェッチ使用可能オプションを有効にします。
- 追加のオブジェクトに対して繰り返します。