ジャーニ・セキュリティの構成に関する考慮事項

このトピックでは、様々なジャーニ・テンプレート操作に対するジャーニ・セキュリティの構成の影響を示します。

  • 「セキュリティ」タブで「データ・セキュリティ使用可能」を選択した場合の影響:
    • 既存のテンプレートで「データ・セキュリティ使用可能」をアクティブ化しても、セキュリティのプロファイル・オプションORA_PER_JOURNEY_SECURITY_ENABLEDを有効にしないと、テンプレート・レベルおよび割当済ジャーニ・レベルでセキュリティが適用されません。
    • ORA_PER_JOURNEY_SECURITY_ENABLEDプロファイル・オプションが「Y」に設定されているが、ジャーニ・テンプレートの「セキュリティ」タブで「データ・セキュリティ使用可能」を選択しないと、テンプレート・レベルおよび割当済ジャーニ・レベルでセキュリティが適用されません。
  • ジャーニの複製への影響:
    • セキュリティが構成されているジャーニを複製すると、セキュリティ構成もコピーされます。
    • ジャーニ・テンプレートを複製して個人ジャーニとして保存する場合は、ジャーニ・テンプレートおよび割当済の表示のセキュリティ詳細はコピーされません。「検討」タブに個人ジャーニを表示することは引き続き可能で、個人ジャーニの「自分に割当」、「他者に割当」、「編集」、「削除」および「強制完了」などの処理を実行できます。
  • ジャーニ・テンプレート構成のインポートおよびエクスポートへの影響:
    • ジャーニ・テンプレートで行ったセキュリティ構成は、機能設定マネージャ(FSM)にエクスポートまたはインポートできません。ただし、テンプレートをエクスポートまたはインポートして、セキュリティ構成を再構成できます。
    • 「チェックリスト・テンプレート」ページでジャーニ・テンプレートをエクスポートおよびインポートした場合、セキュリティ構成はエクスポートまたはインポートされません。ただし、テンプレートをエクスポートまたはインポートして、セキュリティを再構成できます。
  • 作成するセキュリティ構成を適用するには、ジャーニ・テンプレートをアクティブにして、ORA_PER_JOURNEY_SECURITY_ENABLEDプロファイル・オプションを「Y」に設定する必要があります。また、特定の処理に対してアクセス権を付与する必要があるロールを構成する必要があります。ここでロールが追加されていない場合、セキュリティが使用可能であれば、すべてのロールにアクセスできます。
  • セキュリティ構成は、ジャーニ・アプリケーションおよび「チェックリストの割付」クイック処理のみに適用でき、「オンボーディング」および「チェックリスト・タスク」アプリケーションには適用されません。
  • テンプレート・レベルおよび割当済ジャーニ・レベルのセキュリティ構成は、現在HCMデータ・ローダーではサポートされていません。
  • 変更済ジャーニ・テンプレートに基づいた割当済ジャーニ属性の更新ESSプロセスを使用して、割当済ジャーニにセキュリティ構成更新を同期することはできません。