ジャーニ・アラートのトークンの翻訳例

ジャーニ・アラート通知の件名テキストおよび本文テキストに翻訳済トークン値を、アラートの受信者の希望言語で表示できます。

たとえば、ユーザーの希望言語がフランス語の場合、デフォルトの環境ベース言語ではなく、トークン値をフランス語で表示できます。この例の手順では、ジャーニ名トークン値をフランス語に変換し、ジャーニ・アラート通知の件名および本文テキストに表示する方法について説明します。これを行うには、次のステップに従います。

フランス語でアラート・テンプレートを作成

  1. 「設定および保守」作業領域で、「HCMアラートの管理」タスク名を検索してクリックします。
  2. ジャーニ名トークンを変換するORA_CHK_CHECKLIST_INITIATEDアラートを検索して選択します。
  3. 「処理」ドロップダウン・リストで、「編集」をクリックします。
  4. 「テンプレート」タブで、「テンプレートの追加」をクリックします。
  5. アラート・テンプレート名を入力し、デフォルト言語として「フランス語」を選択します。
  6. 有効な値をそのままにして、「編集」ドロップダウン・リストで「受信者およびメッセージの管理」を選択します。
  7. 「受信者の追加」をクリックします。
  8. 連絡方法として「メール」を選択し、式を入力します。
  9. 書式はHTMLのままにして、メール・アラートの件名を入力します。
  10. 警告のメッセージ・テキストを入力します。イメージを含め、テキストのフォント、サイズ、色、配置などを変更できます。
  11. 「適用」をクリックして、「保存してクローズ」をクリックします。
  12. 作成したアラート・テンプレートの「翻訳エディタ」アイコンをクリックし、言語として「フランス語」を選択します。
  13. 「適用」をクリックして、「保存してクローズ」をクリックします。

アラート受信者言語でのジャーニ名の翻訳

  1. アプリケーション・ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」タブをクリックします。
  2. クイック処理のリストの後に「詳細の表示」をクリックします。
  3. 「雇用」領域で「チェックリスト・テンプレート」クイック処理をクリックします。
  4. 「作成」をクリックして、ジャーニ・テンプレートの詳細を入力します。
  5. ページ・ヘッダー・リージョンの「翻訳エディタ」アイコンをクリックします。
  6. フランス・フィールドにジャーニ名の翻訳済テキストを入力し、「OK」をクリックします。
  7. 「保存してクローズ」をクリックしてから、「完了」をクリックします。

アラート・テンプレートおよびジャーニの関連付け

  1. 「メッセージ」 タブをクリックします。
  2. 「アラート・テンプレート」セクションの「割当済チェックリスト用テンプレート」フィールドで、このトピックの「フランス語でのアラート・テンプレートの作成」セクションで作成したアラート・テンプレートを選択します。
  3. 「保存してクローズ」をクリックしてから、「完了」をクリックします。

これらのステップを実行すると、アラートの受信者(希望言語がフランス語として設定されている)は、ジャーニが割り当てられると、フランス語に翻訳されたジャーニ名トークン値を含むEメール通知を受信します。

考慮事項

  • ベース言語以外の言語でトークン値を表示する必要がある場合は、まずその言語でトークン値を翻訳する必要があります。たとえば、ジャーニ名をアラートのトークンとして使用する場合は、ジャーニ・テンプレート設定ページで、必要な言語にジャーニ名をまず翻訳する必要があります。
  • アラートを生成する言語にアラート・テンプレートを翻訳する必要があります。
  • トークン値は、アラートの生成時に受信者の希望言語に翻訳されます。希望言語が後で変更されても、すでに生成されたアラート・コンテンツには影響しません。
  • 現在のセッションで使用されている言語は、生成されるアラートの言語には影響しません。