ジャーニ通知用の事前定義済アラート・テンプレートの使用方法
ジャーニで事前定義済アラート・テンプレートを使用して、休暇欠勤、安全衛生、学習、個人、採用およびタレントに関連するイベントに基づいてトリガーされたジャーニについてタスク所有者およびタスク実行者に通知できます。
これらのテンプレートのコピーを作成し、それらを使用してデフォルトのアラート通知を上書きできます。
- デフォルトを上書きするには、「設定および保守」で「HCMアラートの管理」タスクに移動します。テンプレートを変更するか新しいテンプレートを追加するイベント・アラートを選択します。「テンプレートの追加」をクリックして、要件に従ってテンプレートを作成します。提供されているイベント・アラートの新しいアラート・テンプレートのみを作成できます。新しいイベント・アラートは作成できません。
- カスタム・アラート・テンプレートをジャーニまたはタスクの適切な通知に関連付ける必要があります。
- ジャーニ・レベルのアラート・テンプレートはすべて、「チェックリスト・テンプレート」→特定のテンプレート→「メッセージ」タブで関連付けることができます。
- タスク・レベルのアラート・テンプレートはすべて、「チェックリスト・テンプレート」→特定のタスク→「通知とリマインダ」タブ→「通知テンプレート上書き」セクションで関連付けることができます。
- 事前定義済アラート・テンプレートの「割当先のチェックリスト強制クローズ済」は、「プロパティの表示」タブで「チェックリストが強制完了したときに通知を送信します」を有効にすると送信されるアラートに使用されます。このテンプレートは上書きできません。ただし、必要に応じて事前定義済テンプレートを変更できます。
- 処理モードが「アラート・ベースの通知」に設定され、連絡方法が「ワークリスト」に設定されている場合、管理者は「ワークリスト」>「管理タスク」で生成されたアラートを表示できます。
- FUSION_APPS_HCM_SOA_APPID抽象ロールは、HRジャーニ・トランザクションを開始するために使用されます。したがって、トランザクション・コンソールでデータ・セキュリティが有効になっている場合、HRジャーニ・トランザクションはトランザクション・コンソールに表示されません。かわりに、ユーザーはBPMワークリストを使用してHRジャーニ・トランザクションを表示できます。
- トランザクション・コンソールには、処理モードがBI Publisherベースの通知であるジャーニについてのみ、「チェックリスト処理発生」および「雇用チェックリスト割付タスク複合」エントリが表示されます。ただし、処理モードが「アラート・ベースの通知」であるジャーニの場合、トランザクション・コンソールにはエントリがありません。
- アラート・チャネルが無効になっている場合、アラートは送信されません。
アラート・ベースの通知への既存のBIP通知の移動
ジャーニ・テンプレートをアラート・ベースの通知を使用するように構成すると、処理モードを変更できます。これを行うには、「チェックリスト・テンプレート」→「メッセージ」タブ→「処理モード」に移動します。この表では、選択できる処理モードのオプションについて説明します。
処理モード |
説明 |
---|---|
BI Publisherベースの通知 |
このモードでは、SOAコンポジットを使用してジャーニおよびタスクを就業者に割り当て、通知はBIPベースの通知を使用して送信されます。 |
アラート・ベースの通知 |
このモードでは、ESSメカニズムを使用してジャーニおよびタスクを就業者に割り当て、通知はアラートを使用して送信されます。 |
「Null」または空白 |
このモードでは、SOAコンポジットを使用してジャーニおよびタスクを就業者に割り当て、通知はBIPベースの通知を使用して送信されます。 |
詳細は、カスタマ・コネクトのイベント・ベース・ジャーニのアラート・テンプレートに関するドキュメント(https://community.oracle.com/customerconnect/discussion/630996)を参照してください。