ジャーニでのタスク遅延期間の例
タスク実行者にタスクを割り当てるまでの日数を指定すると、タスクの開始を遅延できます。
指定した他のジャーニ割当基準とともに、遅延期間によって、タスクがいつタスク実行者に割り当てられるかが決まります。
先行タスクがあるタスクに遅延期間を指定した場合、遅延期間は先行タスクが完了とマークされた日から計算されます。たとえば、タスクAをタスクBの先行タスクとして設定し、タスクBに2日間の遅延期間があるとします。タスクAが9月19日に完了すると、タスクBが割り当てられ、9月21日に開始されます。また、タスクBは無効化され、開始されるまで処理できません。
これらの例では、ジャーニ割付基準および遅延期間に基づいてタスク割当日がどのように変化するかを確認してください。
例1
新規採用レコードが作成されてから2日後に、ジャーニ・タスクをタスク実行者に割り当てます。
割付基準 |
日付 |
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新規採用レコードの作成 |
10-Sep-2023 |
新規採用の開始日 |
9-Sep-2023 |
「採用」処理を指定したジャーニ・テンプレートを作成し、ジャーニ割付基準を「チェックリスト手動割付日、あるいはレコード作成および承認日」に設定 |
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実行者が就業者である「個人情報の確認」タスクの作成 |
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遅延期間の指定 |
2日 |
ジャーニ・タスクが割り当てられ、タスク通知が送信される(2023年6月10日+2日) |
12-Sep-2023 |
例2
新規採用レコードが有効になってから2日後に、ジャーニ・タスクをタスク実行者に割り当てます。
割付基準 |
日付 |
---|---|
新規採用レコードの作成 |
10-Sep-2023 |
新規採用の開始日 |
9-Sep-2023 |
「採用」処理を使用してジャーニ・テンプレートを作成し、ジャーニ割付基準を「処理レコードが有効となる日付」に設定し、「開始までの日数」を4に設定 |
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実行者が就業者である「個人情報の確認」タスクの作成 |
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遅延期間の指定 |
2日 |
ジャーニ・タスクが割り当てられ、タスク通知が送信される(2023年6月10日+ 4日+ 2日) |
16-Sep-2023 |
例3
処理待ち就業者レコードが作成されて5日後に、ジャーニ・タスクをタスク実行者に割り当てます。
割付基準 |
日付 |
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処理待ち就業者レコードの作成 |
24-Aug-2023 |
処理待ち就業者の提示開始日 |
3-Sep-2023 |
「処理待ち就業者の追加」処理を指定したジャーニ・テンプレートを作成し、ジャーニ割付基準を「チェックリスト手動割付日、あるいはレコード作成および承認日」に設定 |
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実行者が就業者である「身分証明の提出」タスクを作成します |
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遅延期間の指定 |
5日 |
ジャーニ・タスクが割り当てられ、タスク通知が送信される(2023年5月24日+5日) |
29-Aug-2023 |
例4
処理待ち就業者レコードが有効になって5日後に、ジャーニ・タスクをタスク実行者に割り当てます。
割付基準 |
日付 |
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処理待ち就業者レコードの作成 |
24-Aug-2023 |
処理待ち就業者の提示開始日 |
3-Sep-2023 |
「処理待ち就業者の追加」処理を指定したジャーニ・テンプレートを作成し、ジャーニ割付基準を「処理レコードが有効となる日付」に設定し、「開始所要日数」を-2に設定 |
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実行者が就業者である「身分証明の提出」タスクを作成します |
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遅延期間の指定 |
5日 |
ジャーニ・タスクが割り当てられ、タスク通知が送信される(2023年6月3日- 2日+ 5日) |
6-Sep-2023 |