ジャーニでのレポート・タスク・タイプの構成方法
ジャーニのレポート・タスク処理タイプを使用すると、タスク実行者は、タスクの実行時にBIパブリッシャ・レポートを表示またはダウンロードできます。
たとえば、人事(HR)担当者は、採用プロセスの一部として収集されたすべてのデータを表示したり、終了インタビューでパフォーマンス評点レポートを表示できます。
タスク実行者がBIパブリッシャ・レポートにアクセスできるようにしないと、タスク実行者はレポートを表示できません。
レポート・パスに含める内容
これは、レポートに含めることができる内容です
-
BIパブリッシャ・レポート・フォルダのパスに続いて、「/」で連結されたレポート名を指定します。
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パラメータ名={parameter value}の形式でオプションのパラメータを含めてください。
-
最初のパラメータの前に接頭辞「?」を使用し、その後に「&」を付加してパラメータを追加します。
- レポート・パスの+文字を削除します。
レポート・パスに含めることができるジャーニ固有のパラメータは、次のとおりです。
パラメータ名 |
パラメータ値 |
説明 |
---|---|---|
P_ALLOCATED_TASK_ID |
|
割り当てられたタスクのIDをレポートに渡します。 |
P_ALLOCATED_CHECKLIST_ID |
|
割当済ジャーニのIDをレポートに渡します。 |
表に示されているように、パラメータのみを渡す必要があります。PersonId
は、割付タスクIDまたは割付チェックリストIDに基づいて暗黙的に渡されます。
たとえば、レポート・パス/Samples/SalaryReport.xdo?P_ALLOCATED_TASK_ID={AllocatedTaskId}
にこれを指定すると、現在の割当タスクIDが、レポートで結果のフィルタ処理に使用できるパラメータとしてレポートに渡されます。
または、レポート・パス/Samples/SalaryReport.xdo?P_ALLOCATED_CHECKLIST_ID={AllocatedChecklistId}
にこれを指定すると、現在の割当チェックリストIDが、レポートで結果のフィルタ処理に使用できるパラメータとしてレポートに渡されます。
両方のパラメータを使用することもできます。例: /Samples/SalaryReport.xdo?P_ALLOCATED_CHECKLIST_ID={AllocatedChecklistId}&P_ALLOCATED_TASK_ID={AllocatedTaskId}
パラメータを指定しなかった場合、デフォルトのレイアウトと出力形式がレポートのレンダリングに使用されます。たとえば、/Custom/Reports/ChecklistCompletionReport.xdo
を指定すると、デフォルト・オプションを使用してレポートが実行され、出力がPDF形式で生成されます。サポートされているのは、PDFレポート出力形式のみです。文書タイプが指定されている場合、生成されたレポートは、構成方法に基づいて、タスク実行者またはジャーニ割当先の文書レコードのその文書タイプの文書レコードとして自動的に作成されます。
OTBIレポートの詳細は、Oracle Help Center (https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/index.html)の『Oracle Human Capital Management Cloud HCM向け分析とレポートの作成および管理』ガイドを参照してください。
同じ割当済ジャーニ・ページでのBIPレポートのオープン
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」タブをクリックします。
- 「クイック処理」の下にある「詳細の表示」をクリックします。
- 「雇用」領域で「チェックリスト・テンプレート」クイック処理をクリックします。
- 同じページにBIPレポートを開くタスクのジャーニ名をクリックします。
- 「タスク」 タブをクリックします。
- 同じページにBIPレポートを開くタスク名をクリックします。
- 「詳細」タブで、「レポートを同じタブにタスクとしてオープン」チェック・ボックスを選択します。
- 「保存してクローズ」を2回クリックします。
- 「完了」をクリックします。
このオプションはガイド付きジャーニでは使用できず、ガイド付きジャーニ・タスクのBIPレポートは引き続き新しいブラウザ・ウィンドウでオープンします。