Formula演算子
Formula演算子は算術演算子を含めることができる式です。これらの演算子はFormulaで変数とリテラルをどのように処理するのかを決定します。たとえば、加算演算子(+)は2つのアイテムを加算することを意味します。演算子を使用して文字列を連結することもできます。
演算子のタイプ
演算子タイプのリストを次に示します。
演算子 |
説明 |
例 |
---|---|---|
+ |
加算 |
A = B + 1 |
+ | | |
文字列連結 |
A = 'Hello ' + 'World' B = 'Hello ' || 'World' |
- |
減算 |
A = B - 1 |
- |
単項マイナス |
A = -B |
* |
乗算 |
A = B * C |
/ |
除算 |
A = B / C |
演算子の使用
算術演算子、減算、乗算および除算は、数値オペランドでのみ使用できます。加算演算子は、数値オペランドまたはテキスト・オペランドで使用できます。オペランドには変数、リテラルまたはサブ式を使用できます。次のシナリオでは、Formulaエラーが発生します。
-
除算の2つ目のオペランドがゼロと等価である場合。
-
乗算の結果が大きすぎる場合。
数値が大きすぎるかどうかは、データベースの通常の制限によって決まります。文字列連結の場合、結果が255文字を超えるとFormulaエラーが発生します。
式は左から右の順に評価されます。単項マイナスは1つのサブ式に直接適用されるため、その他の演算子に先行して評価されます。乗算および除算の演算子は、加算および減算の演算子に先行して評価されます。たとえば、式1 + 2 * 3は、9ではなく7に評価されます。カッコを使用して、演算子の優先順位を変更できます。たとえば、(1 + 2) * 3は9に評価されます。