リテラル

リテラルはFormula内で操作または使用する情報の断片です。

リテラルのタイプは次のとおりです。

  • 数値

  • テキスト

  • 日付

  • 配列

数値リテラル

数値リテラルを入力する場合は、次のルールに従います。

  • 引用符でリテラルを囲まないようにします。

  • 数値内ではカンマまたはスペースを使用しません。

  • 指数および浮動小数点付きの表記を使用しないようにします。

  • 小数点の後に小数部を持つ数値を入力できます。

  • 負の数字を入力する場合は、数字の前にマイナス記号(-)を付けます。

数値リテラルの例をいくつか示します。

  • 63

  • 3.55

  • -2.3

  • -.033

  • -.2

  • 10000

テキスト・リテラル

テキスト・リテラルを入力する際は、リテラルを単一引用符で囲みます。テキスト・リテラルにはスペースを含めることができます。テキスト定数の中で単一引用符を使用する場合は、単一引用符を2つ入力します(たとえば、'P O''Donnell')。これは二重引用符('')とは別のものです。

テキスト・リテラルの例をいくつか示します。

  • 'J.Smith'

  • '1234'

  • 'Manager'

  • '12 Union Road'

  • 'The Bonus this year is 23%'

日付リテラル

日付リテラルを入力する際は、日付を単一引用符で囲み、その直後にdateという単語をカッコで囲んで配置します。

日付リテラルの例をいくつか示します。

  • '2010-11-04T00:00:00.000Z' (DATE)

  • '1989-03-12 00:00:00' (DATE)

  • '12-MAR-1989' (DATE)

配列リテラル

配列には複数の値が格納されます。Formulaは対応する索引値を使用してそれらの値にアクセスします。各タイプの空の配列に対してのみ配列リテラルを定義します。

配列リテラルのタイプは次のとおりです。

  • 数値索引を持つ日付値の配列(EMPTY_DATE_NUMBER)

  • 数値索引を持つ数値の配列(EMPTY_NUMBER_NUMBER)

  • 数値索引を持つテキスト値の配列(EMPTY_TEXT_NUMBER)

  • テキスト索引を持つ日付値の配列(EMPTY_DATE_TEXT)

  • テキスト索引を持つ数値の配列(EMPTY_NUMBER_TEXT)

  • テキスト索引を持つテキスト値の配列(EMPTY_TEXT_TEXT)