グローバル休暇欠勤プラン期間記念日イベント日付

「グローバル休暇欠勤プラン期間記念日イベント日」FastFormulaを使用して、期間が「記念日年」タイプの有給休暇プランのカレンダ休暇年開始日として使用される日付を指定できます。

組織内の休暇プランのカレンダ休暇年が従業員の元の採用日に基づいている場合、このタイプのFormulaを構成して、プランの計算に必要な日付を返すことができます。

HCM Cloudの構成ポイント

このFormulaを作成した場合は、このFormulaを休暇欠勤プラン定義に関連付けることができます。

ナビゲーション

  1. 「休暇欠勤管理」作業領域で、「休暇欠勤プラン」をクリックして「休暇欠勤プラン」ページを開きます。
  2. 「検索結果」セクションのツールバーで、「作成」をクリックして「休暇欠勤プランの作成」ダイアログ・ボックスを開きます。
  3. 「プラン・タイプ」フィールドで、「有給休暇」を選択します。
  4. 「続行」をクリックします。
  5. 「休暇欠勤プランの編集」ページの「プラン属性」タブの「プラン期間」セクションで、「タイプ」フィールドの「記念日年」を選択します。
  6. 次に、「記念日イベント・ルール」フィールドで「Formula」を選択します。
  7. 「記念日イベントFormula」フィールドから、定義済のFormulaを選択します。

コンテキスト

このFormulaタイプでは、次のコンテキストを使用できます。

コンテキスト名 データ型
ABSENCE_ENTRY_ID 数値
ABSENCE_TYPE_ID 数値
ACCRUAL_PLAN_ID 数値
DATE_EARNED 日付
EFFECTIVE_DATE 日付
END_DATE 日付
ENTERPRISE_ID 数値
HR_ASSIGNMENT_ID 数値
HR_RELATIONSHIP_ID 数値
HR_TERM_ID 数値
JOB_ID 数値
LEGAL_EMPLOYER_ID 数値
LEGISLATIVE_DATA_GROUP_ID 数値
ORGANIZATION_ID 数値
PAYROLL_ASSIGNMENT_ID 数値
PAYROLL_ID 数値
PAYROLL_RELATIONSHIP_ID 数値
PAYROLL_TERM_ID 数値
PERSON_ID 数値
START_DATE 日付

戻り変数

変数名 データ型 摘要
anniversaryDate 日付 記念日ベースの有給休暇プラン期間の休暇年開始日の決定に使用される日付

サンプルFormula

要件: 組織には、就業者の記念日に基づく有給休暇プラン期間があります。通常の就業者である場合、休暇年は就業者の最早開始日に基づきます。個人がインターンまたは大学院の場合、休暇年は最新の雇用主採用日に基づきます。

解決策: 次のようなグローバル休暇欠勤プラン期間記念日イベント日Formulaを使用できます。

Formula名: ANC_PLN_PRD_ANNIV_DATE

Formulaタイプ: グローバル休暇欠勤プラン期間記念日イベント日付

説明: このFormulaは、個人タイプに基づいて、記念日年のカレンダ休暇年開始日を返します

DEFAULT FOR PER_ASG_USER_PERSON_TYPE IS 'Worker'
DEFAULT FOR PER_PERSON_ENTERPRISE_HIRE_DATE IS '4712/12/31 00:00:00' (date)
DEFAULT FOR PER_ASG_REL_DATE_START IS '4712/12/31 00:00:00' (date)

IF (PER_ASG_USER_PERSON_TYPE = 'Worker')
THEN 
(
anniversaryDate = PER_PERSON_ENTERPRISE_HIRE_DATE
)
ELSE
(
anniversaryDate = PER_ASG_REL_DATE_START
)

RETURN anniversaryDate