端数処理
このFormulaタイプを使用して、補償範囲またはレート値を端数処理できます。
コンテキスト
このタイプのFormulaでは、次のようなコンテキストを利用できます。
- BUSINESS_GROUP_ID ( ENTERPRISE_ID)
- EFFECTIVE_DATE
- HR_ASSIGNMENT_ID
データベース・アイテム
このタイプのFormulaで使用可能な次のデータベース・アイテムのみを使用します。
- 個人のアサイメントに基づくデータベース・アイテム- HR_ASSIGNMENT_ID
入力変数
このタイプのFormulaでは入力変数を使用できません。
入力 | データ型 | 必須 | 摘要 |
---|---|---|---|
VALUE | NUMBER | 必須 | 端数処理される値 |
戻り変数
戻り変数には事前定義の名前を使用します。このタイプのFormulaでは、次のような戻り変数を利用できます。
戻り値 | データ型 | 必須 | 摘要 |
---|---|---|---|
L_OUTPUT | 文字 | 任意 | 丸められた値を返します |
エラー
他の出力値が返された場合、加入プロセスはBEN_91329_FORMULA_RETURNでエラーになります。
Formula BEN_ROUNDINGが無効な値を戻しました。 |
サンプルFormula 1:
Formula名: BEN_ROUNDING
Formulaタイプ: 端数処理
説明: 値を小数第2位に切り上げます。例- (123.17792,2) WOULD結果123.18
INPUTS are VALUE
DEFAULT FOR VALUE IS 0
l_input_val = VALUE
l_output = ROUNDUP(l_input_val,2)
return l_output
サンプルFormula 2:
Formula名: BEN_ROUNDING_UP
Formulaタイプ: 端数処理
説明: 端数処理値
INPUTS are VALUE
DEFAULT FOR VALUE IS 0
l_input_val = VALUE
l_output = ROUND(l_input_val,2)
return l_output