チェックリストおよびフロー・タスク

フロー・パターンを送信すると、フローのインスタンスが作成されます。送信されたすべてのフローについて、アプリケーションはデフォルトでチェックリストを生成します。

フローを送信すると、「チェックリスト」ページが表示され、フロー内のタスクおよびその他のパラメータを管理およびモニターできます。

「フローの表示」ページを使用してフローをクリックし、選択したフローの「チェックリスト」ページに移動することもできます。

フロー・パターンに応じて、次の内容がチェックリストに含められます。

  • 抽出、レポート、プロセスなどの自動タスク

  • フローの完了に必要な、給与プロセスの確認タスクなどの手動タスク

チェックリストで実行できることを次に示します。

  • フロー・タスクのステータスのモニター

  • タスクの再割当、完了済としてのタスクのマーク、訂正処理の実行など、フロー・タスクの管理

  • フローによって処理されたレコードのリストなど、タスク詳細の表示

フロー内のタスクを処理中に、「チェックリスト」ページに留まることも、そのフロー内のタスクを含む関連ページに移動することもできます。たとえば、「給与の計算」タスクの結果をレビュー中に、関連ページに移動して個人の計算カードやエレメント・エントリをレビューできます。

「チェックリスト」ページでできること

「チェックリスト」ページからフローを管理およびモニターするには、次のタスクを実行します。

  • タスク・フロー内のすべてのタスクを管理および追跡します。

    複数のタスクがあるタスク・フローの場合、「チェックリスト」ページにはタスクのステータス要約が表示されます。

    • 完了済タスク

    • アラートありで完了

    • クリティカル・アラート

    • 待ち状態

    「タスク」セクションを展開し、個々のタスクにドリルダウンしてタスク・ステータスを表示し、個々のタスクに固有のアクションを実行します。

    タスクでの作業中に実行可能なアクションは、そのステータスと、その前または後続のタスクのステータスによって異なります。たとえば、タスクがアラートありで完了した場合、1つ以上のレコードがエラー・ステータスとなっている状態でプロセスが完了した、プロセスがロールバックされた、または再試行にマーク済であることを示します。

    タスクをクリックしてプロセス結果を表示し、エラーがあって訂正が必要なレコードにドリルダウンします。訂正した後に「チェックリスト」ページに戻り、エラーが発生したレコードを処理するタスクを再送信できます。

  • フロー内のダウンストリーム・タスクを開始できるように、フロー内の手動タスクを検証し、完了としてマークします。

    たとえば、給与マネージャは、支払処理タスクを続行できるようにする前に、生成された支払登録の詳細をレビューして検証し、訂正を行うことができます。給与マネージャは、他のダウンストリーム・タスクを開始できるように、支払登録の実行タスクのステータスを手動で「完了」に設定する必要があります。

  • タスク・ステータスを表示し、タスク・パラメータ詳細にドリルダウンします。

  • タスクを別の所有者に再割当します。タスクの所有者を変更するには、タスクにドリルダウンし、「所有者の変更」タスク処理を選択します。

  • 「パラメータ」セクションにドリルダウンして、フロー・パラメータの詳細を表示します。

  • 「リンクされたフロー」セクションにドリルダウンして、現在のフローにリンクされたフローおよびタスクを表示します。フローをクリックすると、現在のフローにリンクされたフローの詳細が表示されます。戻る矢印を使用すると、現在のフロー・ページに戻ります。

  • 「プロセス結果」ページにドリルダウンして、タスクのすべてのメッセージおよびエラーを表示します。エラーのあるレコードを特定したら、個人名をクリックしてエラーの内容を確認し、そのレコードに対して訂正処理を実行します。エラーを修正するために、その個人のレコードに戻る必要がある場合があります。

  • 「プロセス結果」ページにドリルダウンして、レポートやログ・ファイルなどのタスクの出力情報にアクセスします。

  • フロー内の複数のタスクをロールバックするには、チェックリスト・ページの「処理」メニューから「すべてロールバック」オプションを使用します。フロー内のタスクをロールバックするために、各タスクを手動で選択する必要はありません。

  • 「チェックリスト」ページの「関連フローの送信」タスク処理を使用して、既存のフロー内で追加タスクを送信します。詳細は、ヘルプ・センターの「関連フローの送信」トピックを参照してください。

適切な訂正処理を行った後に、戻って「処理」メニューを使用し、再試行するレコードをマークできます。