経歴チェック

候補者の選考プロセス中に経歴チェックを使用して、候補者の採用前に候補者の経歴を調査できます。

候補者の経歴のチェックには、雇用履歴、学歴、犯罪レコードなどの検証が含まれる場合があります。経歴チェックが完了したら、候補者は、採用プロセスの次のステップに進む準備ができます。

管理者は、候補者選択プロセス中に経歴チェックが自動的にトリガーされるタイミングを構成します。経歴チェック・パートナは、候補者の情報を取得し、経歴チェックを完了します。その後、通知を受信します。

経歴チェックを含むテンプレートに基づいてジョブ求人を作成した場合、経歴チェックが求人に追加されます。選択した経歴チェック・パッケージを編集できます。空白のフォームを使用して求人を作成した場合、「スクリーニング・サービス」セクションに経歴チェックを追加できます。1つ以上の経歴チェック・パッケージを追加できます。通常は、1つのスクリーニングで複数のパッケージを追加します。

ノート: 経歴チェック・パッケージは下書き状態の求人に追加できますが、ジョブ応募がなければ他の状態にも追加できます。

管理者が経歴チェックを構成した方法に応じて、経歴チェック・パッケージをジョブ求人に追加するには、次の2つの方法があります。

  • パートナのサイトから: 経歴チェック・パートナおよびユーザー・アカウントを選択した後、リンクをクリックしてパートナのサイトに移動し、経歴チェック・パッケージをジョブ求人に追加できます。パートナがスクリーニング・パッケージを実行する順序を指定することもできます。パートナのサイトに移動して、候補者の経歴チェック結果の詳細を表示したり、追加のスクリーニングを注文できます。

  • Oracle Fusion Cloud Recruitingで直接: 経歴チェック・パートナおよびユーザー・アカウントを選択した後、パートナのサイトに移動せずにパッケージを選択できます。

    • 候補者選択プロセスに1つの経歴チェック・トリガーが構成されている場合、経歴チェック・トリガーがあるフェーズまたは状態に対して1つ以上のパッケージを選択できます。

    • 候補者選択プロセスに複数の経歴チェック・トリガーが構成されていて、パートナが複数のフェーズおよび状態をサポートしている場合、経歴チェック・トリガーがある様々なフェーズおよび状態に対して1つ以上のパッケージを選択できます。

    • 候補者選択プロセスに複数の経歴チェック・トリガーが構成されていても、パートナが複数のフェーズおよび状態をサポートしていない場合は、フェーズまたは状態のいずれか1つに対して1つ以上のパッケージを選択できます。

ジョブ応募の「スクリーニング」セクションに移動すると、ジョブ求人からジョブ応募にコピーされた経歴チェックのパートナおよびパッケージを表示できます。経歴チェックのステータスおよび経歴チェック結果を表示することもできます。次のステータスが表示されます。

  • 取消済
  • 候補者入力必須
  • 完了
  • 完了済 - 合格
  • 完了済 - 失敗
  • 完了済 - 確認予定
  • 候補者によって辞退済
  • エラー
  • 開始済
  • 進行中
  • 未トリガー
ノート: ステータス・アイコンは、パートナからの最終更新ステータスを示しています。たとえば、最初のパートナ更新が「完了済 - 失敗」で、2番目の更新が「完了済 - 合格」の場合、緑色のチェック・マーク・アイコンが表示されます。

次の条件を満たす場合は、ジョブ応募の経歴チェック・パッケージを編集できます。

  • パッケージの選択は、Oracle採用内で実行する必要があります。パートナのサイトに移動する必要がある場合は、ジョブ応募レベルではパッケージを変更できません。

  • 候補者ジョブ応募スクリーニング・パッケージの更新(IRC_UPDATE_CANDIDATE_JOB_APPLICATION_SCREENING_PACKAGE)権限が必要です。

  • ジョブ応募が、「否認済」状態、「取下済」状態またはHRフェーズではない。

  • まだトリガーされていないパッケージは削除できる。

  • まだ到達していないトリガーにはパッケージを追加できる。

ノート: パートナは、要求を受信した後のジョブ応募ステータスの変化を認識しません。その結果、候補者はジョブ応募ステータスに関係なくアセスメントを受けることができます。また、パートナは、ジョブ応募ステータスに関係なくアセスメント結果を更新できます。