シェアード・サービス・センター

Oracle Fusion Cloud Applicationsでは、ビジネス・ユニット間の関係を定義して、どのビジネス・ユニットが他のビジネス・ユニットにサービスを提供しているかを示すことができます。

サービス・プロバイダ・モデル

サービス・プロバイダ・モデルは次のビジネス機能を集中管理します:

  • 調達

    • 購買依頼発行ビジネス機能を有効にするビジネス・ユニットに対処。

    • 購買依頼の処理と、クライアント・ビジネス・ユニットに対するサプライヤ条件のネゴシエーションの実行。

  • 買掛/未払金支払

    • 買掛/未払金請求ビジネス機能を有効にするビジネス・ユニットに対処。

    • クライアント・ビジネス・ユニットの支払の処理。

  • 顧客支払

    • 請求/収益管理ビジネス機能を有効にするビジネス・ユニットに対処

    • 請求/収益管理ビジネス機能を割り当てられたクライアント・ビジネス・ユニットのトランザクションの支払処理。

この機能は、サービス・レベル契約を作成し、セキュリティを推進するために使用します。サービス・プロバイダの関係により、ビジネス活動がどのように集中管理されているかについて、明確な記録が得られます。その他の集中管理された処理については、ビジネス・ユニットのセキュリティが使用されます(Oracle E-Business Suiteでは、複数組織アクセス・コントロールと呼ばれます)。つまり、共有サービス・センターで作業するユーザーは、多くのビジネス・ユニットのトランザクションにアクセスして処理できます。