一般会計勘定体系レポート

このトピックでは、Oracle General Ledger勘定体系レポートの詳細を示します。

概要

勘定科目分析レポートは、仕訳および関連するトランザクションの確認に役立ちます。これらのレポートは、消込プロセスの一部として、また決算整理仕訳の準備で使用できます。

次の図は、勘定体系マッピング・ルール・レポートの例を示しています。レポートのパラメータには、勘定体系マッピング名およびツリー・バージョン有効日があります。このレポートでは、指定されたマッピングの勘定科目ルールおよびセグメント・ルールが示されます。

次の表で、勘定体系レポートについて説明します。

名前	説明
貸借一致セグメント値割当レポート	会計設定全体にわたる法的エンティティおよび元帳へのプライマリ貸借一致セグメント値の割当がレポートされます。 重複する貸借一致セグメント値のエラーを迅速に特定し、未割当値を確認できます。 ノート: 重複する貸借一致セグメント値はオンラインではチェックされません。
勘定体系マッピング・ルール・レポート	特定の勘定体系マッピングに定義されたセグメント・ルールおよび勘定科目ルールの両方が示されます。 マッピングに勘定科目ルールがある場合、レポートには、それぞれの連結元勘定科目範囲とマップ先の連結先勘定科目が印刷されます。 マッピングにセグメント・ルールがある場合、レポートには、ルール名と連結先セグメントおよび連結元セグメントが印刷されます。マッピングに積上範囲ルールがある場合、レポートには、それぞれの連結元セグメント値範囲とそれに対応する連結先セグメント値が印刷されます。

重要な知見

勘定体系レポートを実行する前に、すべての補助元帳トランザクションがインポートされ、その期間のすべての仕訳が転記されていることを確認します。

パラメータ

次の表では、レポートのプロセス・パラメータの一部について説明し、例を示します。

パラメータ	説明	例
値セット	レポート対象の貸借一致セグメントを含む値セットを入力します。	Corporate Company
貸借一致セグメント: 自/貸借一致セグメント: 至	レポートする貸借一致セグメント値範囲の開始と終了の説明を入力します。	カナダ
割当ステータス	「すべて」、「元帳のみ」、「法的エンティティのみ」または未割当オプションのいずれかを選択します。	元帳のみ
作動構成	レポート対象の元帳を選択します。	US Primary Ledger
複数の割当を持つ貸借一致セグメント値のみ表示	複数の法的エンティティが割り当てられている貸借一致セグメント値のみを表示します。	いいえ
勘定体系マッピング	定義したマッピングを選択します。	CNコードからUSへのマッピング
ツリー・バージョン有効日	レポートの基準の1つとして使用するツリー・バージョンを決定する日付を選択します。	8/28/2016

FAQ

次の表に、勘定体系レポートに関するよくある質問を示します。

FAQ	回答
これらのレポートはどこにありますか。	これらのレポートは、「ナビゲータ」→「ツール」→「スケジュール済プロセス」から、スケジュール、実行および表示できます。
これらのレポートは誰が使用しますか。	財務会計担当 財務スペシャリスト
これらのレポートを使用するのはいつですか。	月次仕訳処理時。 決算整理仕訳の準備時。 勘定残高の消込時。
これらはどのようなタイプのレポートですか。	Oracle Analytics Publisher