計算マネージャのビュー
ビューを使用すると、様々なコンテキストで計算マネージャのオブジェクトを表示できます。たとえば、デプロイメント・ビューには、配置済か未配置かに従ってオブジェクトが表示されます。カスタム・ビューには、選択したフィルタと基準に従ってオブジェクトが表示されます。
計算マネージャには、次のビューが含まれています。
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リスト・ビュー
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システム・ビュー
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カスタム・ビュー
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デプロイメント・ビュー
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ビュー・ペイン
リスト・ビュー
リスト・ビューには、指定したフィルタ基準に従って、Essbaseアプリケーション、データベース、オブジェクト、ルール・セット、ルールまたは「式」コンポーネントのフィルタ済リストが表示されます。
システム・ビュー
システム・ビューは、計算マネージャを起動すると表示されるデフォルト・ビューです。これには、アクセス権があるすべてのアプリケーションとオブジェクトのリストが表示されます。権限は、共有サービスで割り当てられたロールによって決まります。オブジェクトごとに、所有者、最後に変更を加えたユーザー、および最後に変更が加えられた日付が示されます。
カスタム・ビュー
カスタム・ビューでは、フォルダを作成し、そのフォルダにオブジェクトを移動して、自分のオブジェクトのみが含まれるビューを作成できます。このビューを使用すると、ユーザーにとって意味のある形式でオブジェクトを編成できます。
デプロイメント・ビュー
デプロイメント・ビューには、配置可能なルールとルール・セットのリストが、配置と検証ステータスとともに表示されます。このビューから、アプリケーションで配置可能にするルールとルール・セットを選択します。1つ以上のルールまたはルール・セットを配置するか(部分配置)、またはアプリケーション内のすべてのルールとルール・セットを配置します(完全配置)。
ビュー・ペイン
ビュー・ペインでは、オブジェクトを作成または開くことができます。作業対象がルールかルール・セットかに応じて、ビュー・ペインにルール・パレットまたはルール・セット・パレットが表示されます。パレット内で、新規および既存のオブジェクトをルール、ルール・セットまたはフロー・チャートに移動します。
ビューを使用するときは、ビュー・メニューを使用してビュー・ペインを表示または非表示にします。カスタム・ビューで、新規および既存のオブジェクトをビュー・ペインから作成したカスタム・フォルダに移動します。システム・ビューおよびリスト・ビューでは、ビュー・ペインはデフォルトで非表示です。デプロイメント・ビューでは、ビュー・ペインは使用できません。
次の表は、計算マネージャの各種ビューから実行できるタスクを示しています。
タスク |
リスト・ビュー |
システム・ビュー |
カスタム・ビュー |
デプロイメント |
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オブジェクトの作成、オープン、名前変更、削除、リフレッシュおよびクローズ |
はい |
はい |
はい |
はい |
プリファレンスの設定 |
はい |
はい |
はい |
はい |
オブジェクトのインポートとエクスポート |
はい |
はい |
はい |
はい |
オブジェクトの使用状況の表示 |
はい |
はい |
はい |
はい |
オブジェクトのコピーの作成 |
はい |
はい |
はい |
はい |
ビジネス・ルールの印刷 |
はい |
はい |
はい |
はい |
ビューの選択 |
はい |
はい |
はい |
はい |
ワークスペースからのサインアウト |
はい |
はい |
はい |
はい |
お気に入りの使用 |
はい |
はい |
はい |
はい |
拡張検索の実行 |
はい |
はい |
はい |
はい |
ヘルプの起動 |
はい |
はい |
はい |
はい |
指定した基準に従ったビュー内のオブジェクトのフィルタ |
はい |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
変数の使用 |
はい |
はい |
いいえ |
はい |
オブジェクトの検証 |
はい |
いいえ |
いいえ |
はい |
ビジネス・ルールへのショートカットの作成 |
いいえ |
はい |
いいえ |
いいえ |
ビジネス・ルールおよびその他のオブジェクトのインポートとエクスポート |
いいえ |
はい |
はい |
いいえ |
オブジェクトの検証と移行 |
いいえ |
はい |
はい |
いいえ |
オブジェクトの所有者の変更 |
いいえ |
いいえ |
はい |
はい |
オブジェクトのデプロイ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい |