仕訳作成スプレッドシートのインポート発行オプションの構成
作成済の仕訳を処理するために「仕訳の作成」スプレッドシートで「発行」をクリックすると、様々なオプションを含むダイアログ・ボックスが開きます。このイメージに示すようにデフォルト値を受け入れるか、他の選択を行うことができます。

「発行オプション」グループのデフォルト値を変更したり、特定のオプションを非表示にすることもできます。これらの変更を行う方法は次のとおりです。
発行オプションのデフォルトおよび非表示オプションの設定方法
最初のステップでは、参照タイプを作成します。
-
「設定および保守」作業領域で、「共通参照の管理」タスクに移動します。
-
「検索結果」セクションで「新規」アイコンをクリックします。
-
次の値を入力します。
フィールド
値
参照タイプ
GL_JE_PROCESSING_OPTIONS
内容
仕訳処理オプション
モジュール
一般会計
参照構成レベル
ユーザー
RESTアクセス保護
セキュア
-
参照タイプを保存します。
ここで、「発行オプション」グループのデフォルト値を設定するには、参照コードを作成します。
-
「参照コード」セクションで、「新規」アイコンをクリックします。
-
次の値を入力します。
フィールド
値
参照コード
FDI_DEFAULT_SUBMIT_OPTION
表示順序
1
使用可能
選択済
-
ここで、デフォルト値として使用する値を表す表の行の内容と摘要を入力します。
内容
摘要
DEFAULT_SAVE
デフォルトの発行オプションを「インタフェースに保存」に設定します
DEFAULT_IMPORT
デフォルトの発行オプションを「仕訳インポートの発行」に設定します
DEFAULT_IMPORT_POST
デフォルトの発行オプションを「仕訳インポートおよび転記の発行」に設定します
たとえば、デフォルトの発行オプションを「インタフェースに保存」に設定するには、内容としてDEFAULT_SAVEを入力し、摘要として「デフォルトの発行オプションを「インタフェースに保存」に設定します」を入力します。
この例の参照コード入力の部分的なイメージを次に示します。
-
変更を保存します。
ダイアログ・ボックスで特定のオプションを非表示にするには、追加の参照コードを作成します。
-
「参照コード」セクションで、非表示にするオプションに対応する参照コードを追加して有効化します。
参照コード
表示順序
内容
摘要
FDI_HIDE_SAVE_TO_INTERFACE
2
「インタフェースに保存」の非表示
発行オプション「インタフェースに保存」を非表示にします
FDI_HIDE_SUBMIT_IMPORT
3
「インポートの発行」の非表示
発行オプション「仕訳インポートの発行」を非表示にします
FDI_HIDE_SUBMIT_IMPORT_POST
4
インポートおよび転記の発行の非表示
発行オプション「仕訳インポートおよび転記の発行」を非表示にします
FDI_HIDE_NO_IMPORT_DFF
5
「付加フレックスフィールドをインポートしません。」の非表示
「付加フレックスフィールド・インポート」の「いいえ」オプションを非表示にします
FDI_HIDE_IMPORT_DFF_NOVAL
6
「データ検証なしの付加フレックスフィールドのインポート」の非表示
「付加フレックスフィールド・インポート」の「はい(データ検証なし)」オプションを非表示にします
FDI_HIDE_IMPORT_DFF_WITHVAL
7
「データ検証ありの付加フレックスフィールドのインポート」の非表示
「付加フレックスフィールド・インポート」の「はい(データ検証あり)」オプションを非表示にします
FDI_HIDE_DEFER_ACCT_VAL
8
勘定検証の繰延の非表示
「その他のオプション」の「勘定検証の仕訳インポートへの繰延」を非表示にします
FDI_HIDE_SEND_EMAIL_ON_ERR
9
エラー時のメール送信の非表示
「その他のオプション」の「仕訳インポートの失敗に関するEメール通知の送信」を非表示にします
-
変更を保存します。
例
ここでは、特定の参照コード設定を含む「参照コード」セクションの一部のイメージを示します。
デフォルトの発行オプションは「仕訳インポートの発行」に設定されています。インポートおよび転記の発行、「付加フレックスフィールド・インポート」の「はい(データ検証なし)」および「勘定検証の仕訳インポートへの繰延」は非表示です。

新しい設定を含むダイアログ・ボックスのイメージを次に示します。
