スプレッドシートを使用したワークフロー・ルールの作成
簡易ワークフロー・ルール構成機能は、Oracle Business Process Management (BPM)でルールを作成するかわりに使用できる、スプレッドシートベースの機能です。この機能を使用して、買掛/未払金請求書承認ワークフローおよび総勘定元帳仕訳承認ワークフローのワークフロー・ルールを作成します。
「スプレッドシートのワークフロー・ルールの管理」ページからスプレッドシート・テンプレートをダウンロードして、承認ポリシーに従ってルールを作成および管理できます。
ルールの作成および管理に加えて、この機能では次の操作も実行できます。
- ルール・ブロックに名前を付けます
- 様々な承認を並行して開始します
- 承認ルーティングを改善するためにブロックを構成またはモデル化します
- 「リスト」機能を使用して、カスタマイズされた承認ルールをより柔軟に定義します。
- 拡張構成にアクセスします。機能の範囲が拡張され、各機能の詳細情報が表示されます。
- ルールおよびルール・ブロックを有効または無効にします。
- 同一のルール条件に複数の承認処理を追加します。
ワークフロー・ルールの作成
スプレッドシートでワークフロー・ルールを作成するには、次のステップを実行します。

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サイン・インし、「スプレッドシートのワークフロー・ルールの管理」タスクに移動します。
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「スプレッドシートのワークフロー・ルールの管理」ページの「ルール・テンプレート」セクションからルール・テンプレートをダウンロードします。
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スプレッドシートでワークフロー・ルールを定義します。
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ルール・ファイルを生成します。
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ルール・ファイルをアップロードしてルールを作成します。
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スプレッドシートのアップロードを確認します。
注意: ワークフロー・ルールを作成するには、MS Excelバージョン2016を使用する必要があります。また、スプレッドシート・テンプレートを使用したルールのアップロードが成功するたびに、ワークフローの既存のルールが上書きされます。
ヒント: ルール・テンプレートを使用してルールを作成したら、それ以降のルールの保守にはスプレッドシートによる方法のみを使用することをお薦めします。
ルール・ブロックの命名
承認プロセスを編成するために、ルール・ブロックに名前を付けることができます。また、名前を付けることで、ユーザーは各ブロックの目的と機能を明確に把握できるため、わかりやすくナビゲートできるようになります。
承認ルーティングのルール・ブロックの構成
ルール・ブロックを構成すると、承認プロセス中の意思決定の正確性が向上します。承認のフローを追跡し、プロセスの潜在的な問題やボトルネックを識別しやすくなります。特定のビジネス・ニーズに合わせて簡単に構成して適合させることができます。