クエリー・デザイナを使用したスマート・ビューでのレポートの定義

この例では、スマート・ビューでクエリー・デザイナを使用してレポートを定義する方法を示します。

クエリー・デザイナを使用したレポートの定義

  1. Excelを開き、「Smart View」リボンに移動します。「パネル」をクリックします。

  2. 「共有接続」をクリックします。

  3. ユーザー名とパスワードを使用してサインインします。

  4. 「サーバーを選択して続行」ドロップダウン・リストをクリックします。

  5. 「Oracle Essbase」を選択します。

  6. 「Essbase_FA_Cluster」を展開し、「USChartofAccounts」を展開します。

  7. 「db」を強調表示します。「db」は展開しないでください。

  8. 「接続」をクリックします。

  9. 分析リンクをクリックします。

  10. 「Essbase」リボンに移動し、「視点」をクリックします。

  11. スプレッドシートで、セルA2をクリックします。

  12. 「Essbase」リボンで、「問合せ」をクリックし、「クエリー・デザイナ」を選択します。Sheet1-Queryという名前の新しいシートが作成され、クエリー・デザイナが表示されます。

  13. 「視点」パネルで、次のように項目を移動します。

    1. 「勘定科目」「行」セクションに。

    2. 「会計期間」「列」セクションに。

    3. 「元帳」「視点」セクションに。

    4. 「会社」を最初のディメンションとして「行」セクションに。

    ノート: ワークシートでディメンション・セルを選択し、「Essbase」リボンで「ピボット」コマンドを使用して、これらのステップを実行することもできます。
  14. ドロップダウン・リストをクリックして「メンバー選択」リンクを選択し、「金額タイプ」ディメンションを開きます。「削除」アイコンを使用して、デフォルトのプレースホルダを削除します。「期間累計」の値を選択し、「追加」アイコンを使用して選択した値のパネルに追加します。

  15. 「メンバー選択」ウィンドウで、「金額タイプ」ディメンションの横にあるドロップダウン・リストをクリックし、各「視点」ディメンションに切り替えます。次の表のように、各フィールドに値を入力します。

    フィールド

    元帳

    US Ledger Set→[US Ledger Set].[Us Primary Ledger]

    事業分野

    すべての事業分野の値

    コスト・センター

    すべてのコスト・センター値

    製品

    すべての製品の値

    会社間

    すべての会社間の値

    シナリオ

    実績

    残高金額

    期間活動

    通貨

    USD

    通貨タイプ

    合計

  16. 「POV Sheet1-Query_1」パネルから「AccountingPeriod」をクリックして、「メンバー選択」ウィンドウを開きます。「AccountingPeriod」セルを右クリックして「Smart View」「メンバー選択」の順に選択して、ワークシートから「メンバー選択」ウィンドウを開くこともできます。

  17. デフォルトの選択項目を削除します。「2016」を展開します。4つの四半期をすべて選択し、選択したパネルに四半期を追加します。

  18. 「OK」をクリックします。

    ノート: 4つの四半期はワークシートの個別の列になります。
  19. 「会社」ディメンションをクリックします。

  20. 「All Company Values」を展開します。

  21. 「[All Company Values].[101]」および「[Company]@[941]」を選択し、それらを追加します。デフォルト値を削除します。

  22. 「OK」をクリックします。

  23. 「POV Sheet1-Query_1」パネルで、「行」セクションの「勘定科目」をクリックします。

  24. 「All Corporate Accounts-V1」→「Account@[T]」→「95001 - Net Income Current Year」を展開します。

  25. 「95011-収益」および「95021-経費」を展開します。

  26. デフォルト値を削除します。次の値を選択し、選択したパネルに追加します。

    • 95011-収益

    • 40000-収益

    • 95021-経費

    • 50000-材料および商品

    • 60000-営業経費

    • 70000-割増料金および税金

  27. 「OK」をクリックします。

  28. 「POV Sheet1-Query_1」パネルで、「問合せを適用」をクリックします。

  29. (自分のイニシャル) Smart View Financial Reportという名前で、デスクトップにレポートを保存します。

  30. スプレッドシートの先頭に行を7行挿入します。

  31. セルA3内をクリックします。「挿入」タブをクリックし、「ピクチャ」を選択します。

  32. 「WINNT (D)」「Labs」「Fin_reporting」「Vision Logo」を選択します。

  33. 「リフレッシュ」をクリックします。

    ノート: データベースへの接続を維持するには、定期的にリフレッシュする必要があります。
  34. 「挿入」タブで、「テキスト・ボックス」をクリックします。

  35. セルC4をクリックし、(自分のイニシャル) Income Statement for Companies 101 and 941と入力します。Excelの書式設定を使用して、テキストに必要な書式を設定します。

  36. 「リフレッシュ」をクリックします。

  37. 「保存」をクリックします。

  38. 金額を含むすべてのセルを強調表示します。

  39. 「ホーム」リボンに移動し、「数値」セクションからドル記号を選択します。

  40. 「ホーム」リボンの「セル」セクションで、「書式」「列の幅の自動調整」を選択します。

  41. 「Essbase」リボンに移動し、「フォーマットの保存」を選択します。

  42. 「リフレッシュ」をクリックします。

  43. 「保存」をクリックします。

  44. 会社101と941のデータの間に行を3行挿入します。

  45. 列Bの最初の新しい空白行に、Total Incomeと入力します。

  46. データQtr1-14を含む最初の列に、=C10+C15という式を追加します。ここで、C10は「95001-収益」、C15は「95021-経費」です。

  47. この式をコピーして、他の列に貼り付けます。

  48. 会社941の合計についても、同じ式を適用します。

  49. すべての合計セルを「勘定」としてフォーマットします。「Essbase」リボンで、「フォーマットの保存」を選択します。

  50. 「保存」をクリックします。

  51. 会社101と941のデータの間に、さらに10行挿入します。

  52. 材料および商品を含む、4つの四半期すべてについて、経費データの4つの行すべてを強調表示します。

  53. 「挿入」リボンに移動し、「グラフ」セクションから折れ線グラフを選択します。

  54. 最初の「2-D 折れ線」グラフ・レイアウトを選択します。

  55. 折れ線グラフで、Series1、Series2、Series3およびSeries4という凡例をクリックします。

  56. 「グラフ ツール」リボンから、「データの選択」を選択します。

  57. 「凡例項目 (系列)」ペインで、「Series2」を選択し、「削除」をクリックします。Series2は経費の合計で、このグラフには適していません。

  58. 「凡例項目 (系列)」ペインで、各系列を個別に選択し、「編集」をクリックします。この表に示すように、系列と名前のフィールドに入力します。

    系列

    名前

    Series1

    材料および商品

    Series3

    営業経費

    Series4

    割増料金および税金

  59. 「横 (項目) 軸ラベル」パネルで、最初のラベルをクリックし、「編集」をクリックします。

  60. 「軸ラベルの範囲:」フィールドの隣にあるアイコンをクリックします。

  61. スプレッドシートで、4つの四半期ヘッダーを強調表示し、「軸ラベル」フィールドの隣にあるアイコンをクリックします。

  62. 「OK」を2回クリックします。

  63. 空白行内に収まるように、折れ線グラフを移動してサイズ変更します。

  64. 「保存」をクリックします。

  65. 「財務レポート・センター」「タスク」パネル・タブ→「財務レポートのワークスペースをオープン」に移動します。

  66. 「ナビゲート」「アプリケーション」「BIカタログ」をクリックします。

  67. 「共有フォルダ」「カスタム」を展開し、「財務レポート」を強調表示します。

  68. 「タスク」パネルから、「アップロード」を選択します。

  69. 「参照」をクリックし、ご使用のデスクトップから、自分のスマート・ビュー財務レポートを選択します。

  70. 「オープン」をクリックします。

  71. 「OK」をクリックします。

  72. EPM Workspaceタブを閉じます。

  73. 「財務レポート・センター」から、「検索」アイコンをクリックします。

  74. Smartと入力し、「検索」をクリックします。

    ノート: レポートはすぐには見つからない場合があります。数分待ってから、再試行してください。