クエリー・デザイナを使用したスマート・ビューでのレポートの定義
この例では、スマート・ビューでクエリー・デザイナを使用してレポートを定義する方法を示します。
クエリー・デザイナを使用したレポートの定義
-
Excelを開き、「Smart View」リボンに移動します。「パネル」をクリックします。
-
「共有接続」をクリックします。
-
ユーザー名とパスワードを使用してサインインします。
-
「サーバーを選択して続行」ドロップダウン・リストをクリックします。
-
「Oracle Essbase」を選択します。
-
「Essbase_FA_Cluster」を展開し、「USChartofAccounts」を展開します。
-
「db」を強調表示します。「db」は展開しないでください。
-
「接続」をクリックします。
-
分析リンクをクリックします。
-
「Essbase」リボンに移動し、「視点」をクリックします。
-
スプレッドシートで、セルA2をクリックします。
-
「Essbase」リボンで、「問合せ」をクリックし、「クエリー・デザイナ」を選択します。Sheet1-Queryという名前の新しいシートが作成され、クエリー・デザイナが表示されます。
-
「視点」パネルで、次のように項目を移動します。
-
「勘定科目」を「行」セクションに。
-
「会計期間」を「列」セクションに。
-
「元帳」を「視点」セクションに。
-
「会社」を最初のディメンションとして「行」セクションに。
ノート: ワークシートでディメンション・セルを選択し、「Essbase」リボンで「ピボット」コマンドを使用して、これらのステップを実行することもできます。 -
-
ドロップダウン・リストをクリックして「メンバー選択」リンクを選択し、「金額タイプ」ディメンションを開きます。「削除」アイコンを使用して、デフォルトのプレースホルダを削除します。「期間累計」の値を選択し、「追加」アイコンを使用して選択した値のパネルに追加します。
-
「メンバー選択」ウィンドウで、「金額タイプ」ディメンションの横にあるドロップダウン・リストをクリックし、各「視点」ディメンションに切り替えます。次の表のように、各フィールドに値を入力します。
フィールド
値
元帳
US Ledger Set→[US Ledger Set].[Us Primary Ledger]
事業分野
すべての事業分野の値
コスト・センター
すべてのコスト・センター値
製品
すべての製品の値
会社間
すべての会社間の値
シナリオ
実績
残高金額
期間活動
通貨
USD
通貨タイプ
合計
-
「POV Sheet1-Query_1」パネルから「AccountingPeriod」をクリックして、「メンバー選択」ウィンドウを開きます。「AccountingPeriod」セルを右クリックして「Smart View」、「メンバー選択」の順に選択して、ワークシートから「メンバー選択」ウィンドウを開くこともできます。
-
デフォルトの選択項目を削除します。「2016」を展開します。4つの四半期をすべて選択し、選択したパネルに四半期を追加します。
-
「OK」をクリックします。
ノート: 4つの四半期はワークシートの個別の列になります。 -
「会社」ディメンションをクリックします。
-
「All Company Values」を展開します。
-
「[All Company Values].[101]」および「[Company]@[941]」を選択し、それらを追加します。デフォルト値を削除します。
-
「OK」をクリックします。
-
「POV Sheet1-Query_1」パネルで、「行」セクションの「勘定科目」をクリックします。
-
「All Corporate Accounts-V1」→「Account@[T]」→「95001 - Net Income Current Year」を展開します。
-
「95011-収益」および「95021-経費」を展開します。
-
デフォルト値を削除します。次の値を選択し、選択したパネルに追加します。
-
95011-収益
-
40000-収益
-
95021-経費
-
50000-材料および商品
-
60000-営業経費
-
70000-割増料金および税金
-
-
「OK」をクリックします。
-
「POV Sheet1-Query_1」パネルで、「問合せを適用」をクリックします。
-
(自分のイニシャル) Smart View Financial Reportという名前で、デスクトップにレポートを保存します。
-
スプレッドシートの先頭に行を7行挿入します。
-
セルA3内をクリックします。「挿入」タブをクリックし、「ピクチャ」を選択します。
-
「WINNT (D)」→「Labs」→「Fin_reporting」→「Vision Logo」を選択します。
-
「リフレッシュ」をクリックします。
ノート: データベースへの接続を維持するには、定期的にリフレッシュする必要があります。 -
「挿入」タブで、「テキスト・ボックス」をクリックします。
-
セルC4をクリックし、(自分のイニシャル) Income Statement for Companies 101 and 941と入力します。Excelの書式設定を使用して、テキストに必要な書式を設定します。
-
「リフレッシュ」をクリックします。
-
「保存」をクリックします。
-
金額を含むすべてのセルを強調表示します。
-
「ホーム」リボンに移動し、「数値」セクションからドル記号を選択します。
-
「ホーム」リボンの「セル」セクションで、「書式」→「列の幅の自動調整」を選択します。
-
「Essbase」リボンに移動し、「フォーマットの保存」を選択します。
-
「リフレッシュ」をクリックします。
-
「保存」をクリックします。
-
会社101と941のデータの間に行を3行挿入します。
-
列Bの最初の新しい空白行に、Total Incomeと入力します。
-
データQtr1-14を含む最初の列に、=C10+C15という式を追加します。ここで、C10は「95001-収益」、C15は「95021-経費」です。
-
この式をコピーして、他の列に貼り付けます。
-
会社941の合計についても、同じ式を適用します。
-
すべての合計セルを「勘定」としてフォーマットします。「Essbase」リボンで、「フォーマットの保存」を選択します。
-
「保存」をクリックします。
-
会社101と941のデータの間に、さらに10行挿入します。
-
材料および商品を含む、4つの四半期すべてについて、経費データの4つの行すべてを強調表示します。
-
「挿入」リボンに移動し、「グラフ」セクションから折れ線グラフを選択します。
-
最初の「2-D 折れ線」グラフ・レイアウトを選択します。
-
折れ線グラフで、Series1、Series2、Series3およびSeries4という凡例をクリックします。
-
「グラフ ツール」リボンから、「データの選択」を選択します。
-
「凡例項目 (系列)」ペインで、「Series2」を選択し、「削除」をクリックします。Series2は経費の合計で、このグラフには適していません。
-
「凡例項目 (系列)」ペインで、各系列を個別に選択し、「編集」をクリックします。この表に示すように、系列と名前のフィールドに入力します。
系列
名前
Series1
材料および商品
Series3
営業経費
Series4
割増料金および税金
-
「横 (項目) 軸ラベル」パネルで、最初のラベルをクリックし、「編集」をクリックします。
-
「軸ラベルの範囲:」フィールドの隣にあるアイコンをクリックします。
-
スプレッドシートで、4つの四半期ヘッダーを強調表示し、「軸ラベル」フィールドの隣にあるアイコンをクリックします。
-
「OK」を2回クリックします。
-
空白行内に収まるように、折れ線グラフを移動してサイズ変更します。
-
「保存」をクリックします。
-
「財務レポート・センター」→「タスク」パネル・タブ→「財務レポートのワークスペースをオープン」に移動します。
-
「ナビゲート」→「アプリケーション」→「BIカタログ」をクリックします。
-
「共有フォルダ」→「カスタム」を展開し、「財務レポート」を強調表示します。
-
「タスク」パネルから、「アップロード」を選択します。
-
「参照」をクリックし、ご使用のデスクトップから、自分のスマート・ビュー財務レポートを選択します。
-
「オープン」をクリックします。
-
「OK」をクリックします。
-
EPM Workspaceタブを閉じます。
-
「財務レポート・センター」から、「検索」アイコンをクリックします。
-
Smartと入力し、「検索」をクリックします。
ノート: レポートはすぐには見つからない場合があります。数分待ってから、再試行してください。