配賦の監査方法

配賦は、計算マネージャを使用してエンタープライズ・パフォーマンス・マネジメント・ワークスペースで作成し、Oracle General Ledgerにデプロイして使用します。

配賦定義は、一般会計表および計算マネージャ表に含まれています。「設定および保守」作業領域の「監査ポリシーの管理」タスクを使用して配賦の監査を有効にすると、一般会計表のみに含まれる配賦定義が監査されます。

この表は、計算マネージャで実行するタスクが一般会計表にどのように影響し、監査レポートに表示されるかを示しています。

配賦タスクおよび影響

タスク 一般会計表への影響 監査レポート
配賦ルールまたはルール・セットを作成してデプロイします。 新規行が挿入されます。 挿入として表示されます。
配賦ルールまたはルール・セットを更新してデプロイします。 既存の行が削除され、新しい行が挿入されます。 削除および挿入として表示されます。
配賦ルールまたはルール・セットを削除します。 キューブ・レベルのデプロイまで、一般会計表には影響しません。 一般会計表のみが監査されるため、削除は表示されません。
配賦ルールまたはルール・セットを使用してキューブをデプロイします。 計算マネージャに現在存在する配賦についてのみ、すべての行が削除され、新しい行が挿入されます。 削除されたルールおよびルール・セットは、削除として表示されます。
キューブの一般会計表と計算マネージャ表の間のすべての配賦定義を同期する方法を次に示します。
  1. 計算マネージャの「システム・ビュー」タブで、キューブ名を右クリックします。
  2. デプロイを選択します。この処理により、選択したキューブの一般会計表のすべての配賦が削除され、計算マネージャに存在する配賦が再作成されます。